私は以前に香港に3年ほど住んだことがあります。住まいのあった香港島は便利で安全で住みやすい街ではありますが、街中は人が多くてせわしない感じのする街でした。一方で、香港島でもリパルスベイやスタンレーなどがある南側は、自然に恵まれた住宅街ですし、香港島の南側に行く途中の山々も緑に覆われていて、自然に触れようと思うとそうしたエリアに出かけたものでした。さらに新界の方に行けば、まだまだのどかな自然が残っていたし、今でも残っています。 南Y島(ラマ島)もそうした自然に恵まれた島です。香港島の南にあるこの島へは、中環のピアから30分もかからずに行くことができます。南Y島(ラマ島)に行く目的は、ハイキングと海鮮料理です。土日ともなると香港人のファミリーで島の中は賑やかになります。 今回の一人旅の香港旅行では18年ぶりに南Y島(ラマ島)に行ってみようと思ったのでした。海鮮料理 |
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南Y島は香港島の中環(セントラル)ピアから船で30分 |
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上の写真をクリックすると別ウインドウで大きな地図が出ます |
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ここで、今日のハイキングコースを見てみましょう。榕樹湾は地図の左上です。そこから、地図の中央下にある索罟湾まで歩くのが、今日のハイキングコースです。このコースは香港在住時にも何回か歩いたコースで、ゆっくり景色を楽しんで1時間半のハイキングになります。 |
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おーっ、飲茶屋さんを発見です。 朝食を抜いてきた中でこういうレストランを見ると、ついつ |
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榕樹湾の商店街です。朝早いのでレストランや商店は閉ま |
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因みに、南Y島には自動車進入禁止です。また、南Y島(ラマ島)は |
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自動車が走っていないと道路は安全かというと、決してそ |
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榕樹湾から索罟湾への道は、上の写真のように狭いですけどはっきりとしていますし、表示も親切に出ていますので間違えることはないと思います。 |
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10香港ドルの亜媽豆腐花です。表面はマンゴー味かと思わせるよう |
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豆腐花の輝記の先にある洪聖爺ビーチです。香港らしくない風景ですね。夏は海水浴客も集まるビーチです。 |
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海に近づくと、こんな風景です。中環からわずか30分の 香港人は土日に家族連れでよくハイキングに行きます。私も香港在住期間は1ヶ月に一度くらいはハイキングをしていました。島に行ったり、新界を歩いたり、香港島の山を縦断したりという具合です。香港には実は数え切れないくらいのハイキングコースがあって、その中でもこの南Y島(ラマ島)は、ビーチがあって山歩きもでき、さらに海鮮料理も美味しいということで人気のコースなのです。 |
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この洪聖爺ビーチのあたりにあった道標です。漢字で書いてあるからわかりやすいですね。榕樹湾まで25分かかると書いてあります。これから観景台という見晴らしの良いところを経由して索罟湾まで50分の道のりです。このハイキングルートは |
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少し登ると、こんな風景が広がります。ハイキングに来たという感じがしますね。天気がよくて青空が広がっていればもっと気持ちの良いコースなのですが、今日はまあ、雨に降られないだけラッキーと考えないといけません。 |
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遠くに榕樹湾が見えます。もうこんなに歩いたのですね。今は11月。南Y島(ラマ島)等を渡る風が心地良いです。 |
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榕樹湾と索罟湾をつなぐ道のピークまであと少しです。峠の手前の急坂です。 |
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峠に当たるところには観景台が建てられています。この日はガスが立ち込めていてあまり良い眺めではなかったです。 |
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上の写真をクリックすると別ウインドウで大きな地図が出ます |
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この観景台の付近に南Y島(ラマ島)の地図がありました。わかりやすい地図ですので、クリックして大きな地図で確認してみてください。 |
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さて、索罟湾に向けて山を下っていきます。山の中のハイキングコースからは時折海が見えて見晴らしが良く、本当に気持ちの良いコースです。 |
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遠く島々が見えます。香港とは思えない風景です。ここまで降りてくると、索罟湾はもうすぐです。 |
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索罟湾へはこんな山の中の道を下っていきます。 このルートとは逆に、索罟湾から榕樹湾に行くことはあま |
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索罟湾の海鮮レストラン街が見えてきました。懐かしいですね。18年ぶりの索罟湾です。海鮮レストラン街を見たら、今朝朝食を抜いてきたことを思い出して、急に空腹感を感じてしまいました。 |
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索罟湾の奥に見えるのは香港島の南側で、恐らく香港仔(アバディーン)あたりのマンション街だと思います。 |
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こんな感じで1時間半のハイキングの後に待っているのは、海鮮料理です。上の写真は索罟湾で最も有名なレストランである天虹海鮮酒家(RAINBOW SEAFOOD RESTAURANT)です。ここは、中環から無料のフェリーまで出しています。ある意味、観光客向けに親切なレストランですし、英語も通じやすいようですが、その分、料理は高いです。したがって、香港人にはあまり人気のないレストランです。 この店のように、索罟湾のレストランでは店頭に生簀(水槽)があって、そこから素材を選び調理法を指示します。こういう海鮮料理というのは日本ではあまり食べられないので、香港旅行中にぜひ体験してもらいたいものです。 |
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私が数あるレストランから選んだのは威記海鮮酒家です。レストラン街の最もピア(フェリー乗場)寄りにあります。このレストランは香港人にも人気のレストランです。ということは安くて旨いのです。 この日の食事については、アジアグルメ図鑑の中の「香港、南Y島(ラマ島)で海鮮料理」にて詳細に紹介していますので、そちらをご覧ください。 |
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