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武漢で点心-広東商会酒楼 |
アジアグルメ図鑑(上海・中国江南) 三国赤壁古戦場 |
武漢市の漢口駅です。私にとって初めての武漢、到着は7月30日でした。武漢に対する私の第一印象 蘇州から動車(新幹線)に乗って5時間強、もう夜8時半ごろだというのに、風は生暖かいのではなく さて、これからホテルに着いて9時。こんな時間に中国の知らない街に入るときには、その時間でも開いているレス |
この暑さでは |
広東料理らしく焼味がぶら下がっていて、嬉しいですね。しかも、潮州の鹵水まであるのは嬉しいですね。潮州料理は広東料理の一つの分野と言えますが、海鮮で有名な料理です。その代表的な前菜が鹵水鵝片。ガチョウを鹵水というたれで煮た前菜です。 |
そんな潮州料理を標榜するレストランらしく、生簀もあって素材を選べるようになっています。潮州料理を代表するメニューの一つである清蒸石班(ガルーパの蒸し)もできるように、ガルーパも生簀を泳いでいました。 |
もちろん、カニもあります。どれもこれも美味しそうなのですが、今日はとにかく武漢の漢口駅を降りて以降、武漢の暑さにすっかりやられてしまって、食欲が今一つです。ここは無難に点心をつまもうと思います。 |
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ここの点心はオーダー式です。武漢にいながらどんな点心が食べられるんだろう、などと期待と不安を交錯させながら、点心を選びます。 この広東商会酒楼は、おそらくは武漢に出張した広東商人 生簀があったり焼味がぶら下がっていたりといった店の雰囲気からすれば、前者かなと期待が膨らみます。 |
まず出てきましたのは、定番の点心、エビ餃子(蝦餃)です。透き通ったいい感じの餃子の皮ですね。「水晶」という表現が点心の一部に使われることはよくあるのですが、このエビ餃子(蝦餃)はまさに水晶の名をつけて良い見栄えだと思います。 そして、肝心の味です。皮が若干硬いかな、という印象もありますが、エビはプリプリしていて、本場のエビ餃子(蝦餃)の味に引けをとりません。旨いです。合格です。 |
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そして、潮州粉果です。粉果というのは、米の粉で作る皮で包む餃子で、蒸して出 もちろん、味も合格です。 |
今回の同行者は初めて中国に来た人です。日本人ですから餃子と言えば焼餃子が |
仕上げは皮蛋痩肉粥です。広東粥の定番です。 広東粥はお腹に優しいので、食欲がなくなっても食べられ |
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さあ、デザートの時間です。今日のデザートはドリアンパイを選択しました。 今回の同行者がドリアンを食べたことがないと言っていますので、せっかくですから選んでみました。このレストランのドリアンパイは、軽やかに焼きあがっている感じですね。 |
いつもながら、ドリアンパイはどこで食べても旨いですね。中にしっかりとドリアンが入っていて、ドリアンの味が口の中に広がります。同行者氏は一つだけでもう十分だと言っていますので、私が二個食べました。 旨かったです。満足です。 武漢のこの広東商会酒楼の点心は、武漢にいることを忘れさせるような本場の味が楽しめます。これにビール二本と普洱茶のポットをつけて100元前後でしたから、破格の値段です。次回、武漢に行く機会があったら、今度は潮州料理を食べてみたいですね。きっと本格的な味を楽しませてくれるに違いありません。そんな期待まで抱かせてしまう広東商会酒楼の点心でした。 |
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