中国茶はダイエットと健康増進に効果的です。糖尿病・血糖値と中国茶の作用について説明します。。

中国茶でダイエット、そして健康

このページでは、インターネットで入手した中国語サイトから、「中国茶とダイエット」「中国茶と健康」に関する記事を和訳し、紹介しています。私は医学の専門家ではありませんので、中国語サイトで紹介されている効能が正しいか否かを判断するすべはありません。ですから、あくまでも参考としてご覧ください。
（当サイトは掲載内容の真偽について責任を追う立場には一切ありません。）
なお、お茶ダイエットの基本知識についてはこちらのページにまとめていますのでご覧ください。

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毎日４杯の紅茶で糖尿病を予防する（出典：中国茶葉網）

　毎日お茶を飲んで養生することは中国人の伝統です。イギリスの「デイリーエクスプレス」の最近の報道によれば、少なくとも４杯の紅茶を毎日飲むことにより、２型糖尿病の危険を下げることができます。お茶と糖尿病との間の神秘を明らかにするため、デュッセルドルフ大学糖尿病研究センターの科学者は、ヨーロッパの人々を対象にその相関関係について大規模な研究を実施しました。
　その研究はヨーロッパ８カ国２６の研究センターとともに行われ、調査に参加した２型糖尿病患者は１２４０３名、非糖尿病患者は数千人の規模に及びました。調査は、ヨーロッパにおけるお茶の習慣を、全くお茶を飲まないスペインから１日４杯飲むイギリス人まで、様々であるとしたうえで、「お茶を飲むと糖尿病危険が下がる」という結果は、毎日お茶を最も飲む層の中で最も明らかになっているとしています。すなわち、毎日４杯の紅茶を飲むと２型糖尿病の危険を２０％下げられるというものです。しかしながら、毎日１杯から３杯飲んでいる層では、糖尿病を予防する作用は現れていません。
　研究責任者であるカーター博士は、この研究結果について、肥満症は２型糖尿病の一大リスクですが、糖尿病の発病率にはお茶を飲むことなど飲食習慣が直接的に影響していますとコメントしている。さらにカーター博士の分析では、お茶を飲むことによる２型糖尿病危険の低下は、お茶を飲むことにより葡萄糖の新陳代謝に影響し、糖分の水準の上昇を防止するとともに、同時に遊離基の破壊も防止し、膵臓β細胞を保護することに起因しているとしています。お茶を飲む習慣のこうした長所と、茶の中に含まれているポリフェノール等の成分とは無関係であるとしています。

（訳者注）
　日本で糖尿病と診断される人の９５％が２型糖尿病です。過食、肥満、運動不足、飲酒、喫煙、遺伝、ストレスのうち、複数の要因によって膵臓のβ細胞が疲弊したりして、インスリンの分泌や効果が低下する病気です。このカーター博士たちの研究ではお茶を飲む習慣（毎日４杯以上のお茶を飲む習慣）が膵臓β細胞を保護し、第２糖尿病の危険を下げるというものです。
　訳者が思うには、ヨーロッパでの研究ですから「１日４杯の紅茶」となっていますが、「紅茶」である必要はなく、他の研究でも糖尿病防止に良いとされている「普洱茶」や「緑茶」でも同様の効果は期待できると考えています。

糖尿病予防、血糖値改善に祁門（キーマン）紅茶 　　 三井農林 ホワイトノーブル 紅茶プロ キーモン 225g 　祁門紅茶（キーマン紅茶）は日本ではあまり知られていませんが、ダージリン、ウバと並ぶ三大紅茶の一つとして、イギリスなど欧州でも高い人気のある紅茶です。中国産の紅茶です。美味しいので、ぜひお試しください。私も毎朝飲んでいます。 　紅茶は毎日飲むことにより、糖尿病予防や血糖値改善にも効果があるとともに、血圧の安定にも効果があるとされています。我が家では夫婦で毎朝二杯の紅茶を飲むことにより、糖尿病や高血圧といった成人病予防対策を講じているわけです。