アジア写真帳（紹興）－倉橋直街 アジア写真帳（紹興） |
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日本語で書くと、「倉橋直街歴史街区」です。同じ漢字でも、簡体字だと随分と違いますよね。 さて、倉橋直街は、府山公園から府山横街を抜けて人民西路まで続く小道です。この碑は、普残光縁側の入口に建てられていたのですが、２００３年に「ユネスコ文化遺産保全のためのアジア太平洋遺産賞」を受賞した旨、記載されています。 それでは、府山公園側から倉橋直街を歩いてみましょう。 |
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府山公園から倉橋直街に入ってすぐのあたりは、茶館が並んでいます。私は、この通りと運河を挟んで反対側にある雁雨茶芸館に入りましたが、なかなか雰囲気のある茶館でした。このあたりの茶館も、外見からすると、良さそうな雰囲気です。 |
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さらに進むと、一般の住宅も沢山現れてきます。運河の反対側にある龍山后街は、もっと道が狭くて専ら住宅街ですが、この倉橋直街は住宅･商店･食堂が混在していて、変化に富んでいます。果物屋の屋台なども出ていて、龍山后街とはまた違った意味で、生活が感じられます。 自転車や原付を運転する人、自転車タクシーに乗る人が行き交えるくらいの道の広さですので、安全には気をつけてください。 |
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酒屋さんには、こんな感じで紹興酒が並んでいます。買って帰りたいのですが、日本への持込は制限がありますので、気をつけてください。 |
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建物の陰でちょうど日陰になるからなのかも知れませんが、犬がゆったりと道路で寝そべっています。のどかで好きですね、こういう雰囲気。 |
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府山横街との交差点の周りは、レストラン街になっています。規模は大きくありませんが、小綺麗な店が多くあります。地元紹興の料理もあれば、四川料理店や広東料理店など、種類も色々です。気取って食事をとるのでなければ、このあたりの食堂はおすすめです。 |
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夕方４時ごろ、ちょうど小腹がすいてきたので、ちょっとラーメンでも食べてみましょう。府山横街から倉橋直街を少し入ったところに、「兄弟一家」というラーメン屋を発見しました。早速、入ってみましょう。 |
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「兄弟一家」の店内に貼ってあるメニューです。（２００８年７月のものです。） 一番安いのは、青菜たまご麺の５元、日本円で８０円程度ですね。一番高くて２５元、これらはえび（虫ヘンに下）入りのラーメンです。２０元ですと、うなぎ（黄鱔）入りのラーメンです。 |
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| 紹興のある中国江南地方では、うなぎ料理が一つの特徴でもあるので、私はうなぎ入り牛肉ラーメンを注文しました。果たして、うなぎとラーメンとの相性はどうなのでしょうか？ 麺の上に乗っているのがうなぎです。麺は細い平麺で、中国では珍しいですね。牛肉は麺の下に潜っています。 麺は旨いです。牛肉もＯＫです。ところが、うなぎがいけない。骨だらけだし、やっぱり脂っこい。味覚は人それぞれですから、まずいとは言い切れませんが、少なくとも、私は好きになれない味です。うなぎを半分くらい残しましたが、他は完食です。 こんなことなら、単なる牛肉麺にすればよかったですね。それなら、たった１０元で食べられたのに。 |
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ここから、朝６時半くらいの写真です。府山横街から人民西路に向かいます。ここからは、また、住宅が増えていきます。前を買物帰りの女性が何人も歩いていきます。市場はどこにあったんでしょう。府山横街沿いかもしれませんね。 |
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突然、華やかな食堂が出現しました。外観は小綺麗で合格です。ちょっと腹ごしらえしようかと思いましたが、まだ、６時半で、営業していませんでした。 |
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前を歩いていたお姉さんは、途中で左折し、路地に入っていきました。路地への入口に、こんな中国らしい門があって、可愛らしいですね。 |
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そろそろ人民西路が近づいてきました。大通りが近づくと、少し商店が増えるんですね。やっぱり、人通りが多いからでしょうか。 建物の壁に書いてある「福」の字、いかにも中国らしいです。 |
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この倉橋直街は、ずっと運河に沿って走っています。写真は、人民西路に出て、すぐ左折すると、平行して流れている運河です。 「ユネスコ文化遺産保全のためのアジア太平洋遺産賞」を受賞しただけあって、倉橋直街は、昔の紹興の雰囲気がそのまま残っている貴重なエリアです。しかも、変化に富んだ街並みですので、歩いていて飽きません。特に、朝が活気があって面白いと思います。 歯磨きをしているおばさんがいます。運河の街、何百年も変わらぬ紹興の静かな朝です。 |
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