アジア写真帳>アジア写真帳(タイ)>ラチャダーのホイクアン
ホイクアンはラチャダー(ラチャダピセーク)エリアにある庶民の街。 地下鉄ホイクアン駅を出ると、ナイトクラブやマッサージ・パーラーなどが軒を連ねる一大歓楽街で、マッサージパーラーも何軒あるか分からないくらいです。このエリアには、老舗のエメラルドホテルをはじめとした高級ホテルからホテルランクの星もない庶民的なホテルまで数多くのホテルもありますが、それらのホテルは十数年前から台湾や中国系の宿泊客が多い状態が続いていて、とうとう最近は台湾の有名レストラン、青葉も進出してしまいました。隣の店のタイ語の看板がなければ、ここがバンコクであることを忘れてしまいそうな雰囲気です。 |
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そんなホイクアンの街ですが、一歩裏道を入れば庶民のための屋台が続き、夜になると地元の老若男女が通りに繰り出し、毎日が押すな押すなの大盛況の街になります。私の行きつけの屋台レストランもここラチャダーのホイクアンにあります。で、その屋台街の両側には共同住宅が並んでいて、よくよく考えてみると、バンコクでも有数の歓楽街のすぐ裏に、こうした住宅街が広がっていて、そこには小学校などもあるわけです。 その辺りがバンコクらしいところです。 |
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そんな夜の街、ラチャダーですが、朝になると、一転、近所の人たちのための活気ある市場になります。夜の屋台はどこに行ったのかと思うくらい、普通の街、朝のあわただしい風景が広がります。 |
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せっかくですから、市場の方に歩いてみましょう。なかなかバンコクらしい朝の風景でしょう。道の両側にお店が建ち並び、通行する人々の間を縫ってトゥクトゥクが走ります。昔ながらのバンコクの朝が、ここラチャダー地区には残っています。 |
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狭い道を通せんぼするように駐車するトゥクトゥクです。いいえ、実は、一番右のトゥクトゥクは今、二台のトゥクトゥクをよけながら大きくカーブを切って回っているところなのです。小回りの効くトゥクトゥクだからこそ走れるバンコクの朝のマーケット風景です。 |
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豚肉屋さんです。自分が欲しい部位と量を言うと、その場で必要な分だけ切り売りしてくれます。昔は日本のお肉屋さんもこうでしたね。最近の日本では、高級店ではこうした切り売りをしてくれますが、そこでもこんな間近で肉の品定めができなません。タイの人々は食材を見る目が肥えていますので、スーパーマーケットのパック売りよりもこういった路上店舗を好みます。 |
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魚屋さんです。上の写真の魚は海の魚が中心ですね。タイでは、イシモチやアジ、タイなどがよく食べられます。また、ナマズもよく食べられる食材です。 |
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蟹も売られています。思わず、タイ料理の定番、パッ・プー・ポン・カレー(蟹のカレー炒め)を思い浮かべてしまいます。パッ・プー・ポン・カレー(蟹のカレー炒め)で有名な海鮮料理レストランのソンブーンも、ホイクアン駅前にあります。 |
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タイ料理でよく使われる貝はミドリ貝(ホイ・マレンプー)です。蒸し焼きにするとおいしいですね。 |
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赤い魚はプラー・カポンテーンと呼ばれる鯛の一種です。蒸し焼きにしてマナオを絞ったものを食べたことがありますが、これは私も舌鼓を打ちました。 |
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バンコクでは新鮮なエビが安いからいいですね。ブラックタイガーなども日本とは比較にならないくらいの値段で売られています。 |
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この魚は三尾か四尾ずつくらいの単位で売られていますが、珍しくあまり旨そうに見えないですね。魚を縦に陳列しているのが日本人にとっては馴染めないのでしょうか。 |
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このあたりは野菜や果物を売る店がひしめき合っています。歩道が店舗になっていて、店の合間を人々が通ります。 |
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バンコクでは、やはり果物を沢山食べたいですね。日本で買うと結構高い南国のフルーツがこちらでは手ごろな価格で手に入ります。道端で食べてもいいし、ホテルに持ち帰って食べてもいいし、買わないのはもったいないと思います。 ただ、バンコクといえども、フルーツは季節ものなので、季節によっては、上の写真のような、日本でもありきたりの品揃えになってしまいます。 |
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でも、パイナップルはタイで食べるといつでもおいしいですね。その場でスライスしてもらって道端で食べたくなります。。 |
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実は、この日、私が探していたのはドリアン。今日、日本に戻らなければならないのに、今回のバンコクへの旅では一度もドリアンを口にしていませんでした。何と言ってもドリアンはフルーツの王様です。ドリアンを食べずしてバンコクの旅を終わらせるわけにはいかなかったのです。ドリアンについてはホテルへの持ち込みが禁止されているので、20バーツのパックのものを買って、ここ道端で食べました。満足です。 ラチャダー地区、ホイクアンの朝、活気があって、昔のバンコクらしさが残っていて、そしてドリアンも食べられて最高でした。 |
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