アジア写真帳>アジア写真帳(タイ)>パククローン市場
パククローン市場はワット・プラ・ケオや王宮からほど近いところにある市場です。生花や野菜・果物を中心に取り扱う市場です。チャオプラヤ・エクスプレスに乗って、ラチニー桟橋で下りて歩けばすぐのところにあります。 この市場は、専ら地元の人を対象にした市場ですので、観光客はちょっと迷惑がられるきらいはありますが、パククローン市場でタイの庶民の生活を垣間見てみましょう。 |
タイには蘭をはじめとして、美しい花があふれています。お花の市場として有名なこのパククローン市場に行くと、本当に色とりどりの花が道狭しと売られています。買って帰りたいとは思いますが、とても帰国まではもたないと思うと、買えないのが残念です。 このあたりを歩いていると、花の香りが本当に素晴らしいです。 |
市場の中央に入る入口です。入口は何ヶ所もありますから、歩いていれば分かるでしょう。しかし、市場の周りも大変賑わっていますね。 |
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入口を入ってすぐの所にあった装飾品を売る店。 道端にも、工芸品を売る店はいくらでもありますが、その場で工芸品を売っている、いわゆる実演販売の店が、この市場内には沢山あります。思わず買ってしまいたくなります。 |
ようやく入口の雑踏をくぐり抜けて、広々とした市場の中に入ることが出来ました。 花の香りが交じり合って、何とも言えない香ばしい香りが漂っています。この雰囲気、花の好きな人にはたまらないと思います。 |
さらに歩いていくと、ここのあたりから、生鮮市場になっています。キャベツ、ニラなど見なれた野菜から、タイならではの野菜まで、当然ですが野菜なら何でも揃う市場です。 タイという国の物の豊富さを感じさせてくれる市場です。 |
このあたりは唐辛子をはじめとした香辛料が売られています。 タイの味付けが好きな人は、この辺で気に入ったものを手に入れるといいでしょう。 |
通路を氷屋さんが氷を引いて運んでいます。氷屋さんなんて、懐かしいですね。日本では、氷屋さんって、もう随分と昔にいなくなっちゃいましたね。 |
この市場は本当に広くて、なかなか見終わりません。 これは、地元の人の一団です。着ている服装からすると、ちょっと上流階級ですね。 |
野菜を籠に入れて運送する人がひっきりなしに通ります。私みたいに写真を撮る場合は、ちょっと通路から離れて撮らないと、通行の邪魔になって市場の関係者にいやがられます。 そもそも、朴クローン市場は観光客相手の市場ではありませんので。 |
市場から外に出たところにあった屋台。おいしそうなものを売っていたのですが、私の方も朝食を食べたばかりだったので、ここはパスしました。残念!! |
市場周辺の大通り。ここにトゥクトゥクが沢山待っていました。 それにしても大渋滞で、トゥクトゥクに乗っても移動には時間がかかりそうです。やはり、パククローン市場へのアクセスは、チャオプラヤ川をチャオプラヤ・エクスプレスに乗っていくに限ります。 バンコクの生鮮市場の中では、やはりクロントーイ市場が最大ですし、地下鉄ができた今ではアクセスも簡単ですので、生鮮品の市場を見たいということであれば、クロントーイ市場がおすすめです。しかし、パククローン市場の特徴は生花も扱っているというところにあります。バンコクで花の市場ということであれば、パククローン市場がおすすめということになります。いずれにしても、バンコクに来たら、一度はこうした市場を見て、その活気やバンコク市民の生活を垣間見るのも良いと思います。 |