アジア写真帳>アジア写真帳(ベトナム)>ホーチミン、旧市場とパスター通り
ニューランから旧市場を抜ける |
私のベトナムへの旅は何故か一人旅が多く、そのためホーチミンシティでは専らB級グルメのお世話になっています。なかでも、私がよく行くのがベンタイン市場近くにあるニューランです。私が「B級グルメの殿堂」と名づけているこの店は、日本ではバインミーの店として有名ですが、フォーやフーティウといった麺類もなかなかおいしくいただけます。 |
とは言っても、やはり有名なのはバインミーです。朝食や軽い昼食にぴったりのこのベトナム風サンドイッチは2万ドン(日本円で70円くらい)ですが、表面はパリッとしていても中はふっくらとしているフランス仕込みのパンとびっしりと挟み込まれているおいしい具のコンビネーションが素晴らしいのです。 |
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そんなニューランのバインミーをかじりながら歩いてもらいたいのが、ニューランからすぐのところから始まる旧市場といわれる一帯です。この通りは、パスター通りと並行して走っているのですが、パスター通りがファッションや雑貨の専門店が建ち並ぶ外人向けのショッピングゾーンであるのに対して、本当のベトナム庶民のための商店街なのです。 旧市場とパスター通り、この対照的な通りを続けて歩いてみると面白いのです。ホーチミンの散歩道としておすすめしたいコースです。では、ホーチミンでの私の散歩道を紹介します。 |
ニューランのある通りにある地元の人向けの軽食屋です。店先には小さな椅子とテーブルが出て、ここでバインミーを食べたり、麺類を食べたりする人が群がります。こういうお客さんが群がる店はきっと美味しいのだと思います。 |
旧市場には屋台が並びます。朝の6時にはもう屋台がずらりと開店しています。ホーチミンの気候を考えれば、朝も10時くらいになると、もう暑くて歩くのが嫌になってしまいますから、朝の8時くらいまでが人手のピークではないでしょうか。 この日、旧市場を歩いたのは朝の10時。もう日差しは強いのですが、まだお客さんの姿が見えます。この女性はフルーツを選んでいます。 |
旧市場内にもバインミー屋があります。先ほどのニューランで2万ドンしていたバインミーも、このお店では12,000ドンです。フランスパンは見た感じ旨そうなのですが、具の味は日本人の舌にも合うのでしょうか。今度試してみたいと思います。 |
こんな庶民的な通りをカメラを片手に歩いていると、地元の人から不審な目で見られてしまいます。「picture,OK ?」とか大きな声をかけながら、不審がるおじさんに向けてシャッターを切ります。 |
お肉屋さんです。このお肉屋さんは大きなお肉屋さんで、カウンターが20mくらい続いています。この辺りでは豚肉が部位ごとに売られています。新鮮な肉が買えそうです。 |
お肉屋さんの店の上に掲げられていた広告です。ベトナム人らしいおじさんが「これはいいよ!」ってな感じでおすすめしています。この広告、ベトナムらしくって一遍に気に入ってしまいました。 |
こんな具合に、周りをキョロキョロしながら旧市場を歩くと、5分ちょっとで歩き終わります。ニューランの方から歩いてきて、旧市場の道を突き当りまで歩くと、そこがパスター通りとグエンフエ通りを結ぶトンタットティエップ通りです。写真のような電気屋さんが増えてくるとトンタットティエップ通りです。 ニューランで買ったバインミーも食べ終わることでしょう。 |
アジア写真帳(ベトナム) 目次 |
ホーチミンシティ | ハノイ | |
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チョロンを歩く チョロンを歩く チョロン・バスターミナルと 路上市場 ビンタイ市場とその周辺 庶民の台所、サータイ市場 ティエンハウ寺 (天后廟) チャタム教会 メコン川ツアー カイベー水上マーケット シンツーリストの メコン川ツアー カイベーの水上マーケット ライスペーパー工場等の見学 |
旧市街を歩く ハノイの旧市街 ハノイの街を歩く ドンスアン市場 |
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