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         アジアグルメ図鑑(パタヤ) 

ラン島のグルメ−アジアグルメ図鑑(パタヤ)

 パタヤから40分、美しいラン島

タイのラン島

 パタヤからフェリーボートで40分、ラン島には白砂のビーチと透明度の高い美しい海が広がっています。パタヤの雑踏も良いのですが、たまにはそんな美しいラン島まで足を伸ばしてみましょう。ラン島への行き方ラン島のターウェンビーチサメービーチ(サマエビーチ)とティエンビーチについてはそれぞれ別ページで紹介しています。

 このページでは、ラン島の中で最も賑やかなビーチであるターウェンビーチのグルメに着いて紹介しています。ターウェンビーチには、ビーチらしくシーフードのバーベキューの店もありますし、ガイヤーンなど一般的なタイ料理の食堂もあります。
 ただ、ラン島の食堂のレベルはそんなに高いものではありません。ラン島に来たからと言って、ラン島だけでしか食べられないシーフードはありませんし、シーフードがパタヤより新鮮だということもありません。食堂ではあまり高望みせずに、炒飯など無難な料理を注文した方が良いでしょう。ビーチでタイ料理の出前を取ることも可能ですが、料金は吹っかけられることも知っておいた方が良いでしょう。

ラン島のタワエンビーチ

 ラン島に来ると、短時間で帰ろうと思っていた人でも、そのビーチの美しさに目を奪われ、しばらくビーチでのんびりしたいと思う人が多いと思います。私が確保したビーチチェアからも素晴らしい眺めが広がっています。
 こんなに美しいビーチにいると、ビーチの奥の方にある食堂ではなく、このビーチでランチを取りたくなるのはやむを得ないでしょう。そこで、店の人にメニューを持ってきてもらって、ビーチでランチです。食事のメニューという点では、ラン島ではここターウェンビーチとサメービーチ(サマエビーチ)であれば、様々な料理を楽しめると思います。ただ、先ほども書いた通り味のレベルはそれなりですから期待しないことです。

 
 さて、ラン島の地図です。ピアがあるのはターウェンとナバーンの二つ、ビーチはターウェンを含めて七つ記載されています。
 このページで主として紹介するのは、地図右側にあるターウェンビーチです。もともと行きたかったサメービーチ(サマエビーチ)は島の反対側にあって、簡易ピアがあります。もう一つ地図の下にあるナバーン埠頭にもパタヤのバリハイビーチからの定期航路があります。



ターウェンビーチで食べたランチ


 ターウェンビーチはラン島で最も観光客が多く、食事の選択肢も多いビーチです。ただ、ラン島に来たからと言ってラン島でしか食べられないものがあるわけではありません。日本だと島の漁師が水揚げしたシーフードを食べるという場合が多いのですが、ラン島の場合はおそらくはパタヤの市場から仕入れたシーフードを調理するので、シーフードの新鮮さも劣りますし、味付けもパタヤ市内よりレベルが低いことを知っておく必要があります。
 ビーチで注文する際は、どんなところで調理しているか分からないので、火の通った料理を注文するのが無難です。エビのフリッター、牡蠣のオムレツ、そしてエビ炒飯が本日のランチで私が選んだ料理です。


 まず、エビのフリッター、クン・チュッペン・トートです。タイ料理の定番の一つです。エビはタイでは豊富に捕れますし、パタヤのあたりでもプリプリした新鮮なエビが楽しめます。このフリッター料理はタイではよく食べますけれども、店によって衣が違います。天ぷらみたいな衣だったり、今日みたいに甘めのふわふわした衣だったりします。私としては、この甘め・ふわふわの衣が好きです。


 実にたくさんのエビが盛られています。3人で食べても食べきれないくらいです。エビはプリプリしていて新鮮ですし、丸ごといただきます。まあ、普通の味でほっとしました。ラン島の食事は美味くないと聞いていたので、全く期待していなかったのです。この味ならパタヤ市内でもあり得る味です。決して取りたてて美味しかったということではありませんがそれでも満足できるのは、目の前に素晴らしい海が広がっているからに他ならないでしょう。


 牡蠣のお好み焼きです。ここで、ウーンと唸ってしまいます。牡蠣が至って少ないのです。タイの牡蠣は安いのですからもっと入れてよ、と騒ぎたくなるくらい牡蠣が入っていないのです。味付けはちょっと塩が強くて、それが返って食べやすいので合格なのですが、牡蠣が殆ど入っていないのは残念です。恐らく単に在庫管理のミスでしょう。玉子焼きだと思って食べました。

 

 そしてエビチャーハン、カオ・パッ・クンです。エビ料理を2つも頼んでしまったのは、私がエビ好きだからです。味付けは悪くないのですけれども、火が弱いのでしょうか、ライスのパラパラ感に欠けます。味付けはナンプラーや香辛料でいかようにも細工できるのですが、ライスのパラパラ感だけは復元できるものではありません。

 
 まあそれでも、このレベルのカオ・パッ・クンは、パタヤビーチやジョムティエンビーチの観光客向けのビーチ沿いのレストランではよく食べさせられますから、とりたててこの日のカオ・パッ・クンが美味くないなんて言う気もありません。まあ、普通だね。というのが私の感覚です。
 私はパタヤやジョムティエンでは、観光客がよく来るようなビーチ沿いの店にはあまり行きません。むしろ地元の人が集まるような店を好んで選び、そこで食事するようにしています。そういった地元の人向けの店では、外国人向けの味にしていないから私にとっては美味しいのです。この日食べた料理はどちらかというと、外国人向けの味、言い換えればリピーターとして戻ってくることを期待していないお客さん向けの味です。
 格別に美味しくないというわけではないけれど、美味しくはないという味付けなのです。空腹を満たすだけのランチ、例えばカオ・パッ・クンだけでも良かったかなと反省しています。



ラン島でのグルメの極意

ラン島の屋台

 ラン島でのランチはビーチで食べるのが最高だとは思いますが、そこで出前を取るだけではなく、商店街に出店している屋台でシーフードのバーベキューやガイヤーンなどを買って、ビーチに戻って食べるのも良いと思います。私はあいにく出前のランチでお腹いっぱいになってしまったので挑戦できませんでしたが、次回はこうしたシーフードバーベキューとカオ・パッ・クン(エビチャーハン)で空腹を満たすだけのランチにしようかと思っています。

ラン島のターウェンビーチ
 
 美しいラン島。何時間でもビーチで過ごしたくなるような素晴らしい島です。ランチタイムは空腹を満たすだけの軽めのランチにして、パタヤに帰ったら美味しい夕食をたらふく食べる。これがラン島でのグルメの鉄則でしょう。ラン島でグルメに期待してはいけません。



 サメービーチ(サマエビーチ)でのランチ

 
 サメービーチ(サマエビーチ)でもランチを食べたことがありますので、少しだけ紹介します。実はこの日はティエンビーチでくつろいでいたのですが、上の写真のとおり、サメービーチ(サマエビーチ)にはたくさんの海の家があるので、ランチを食べにサメービーチ(サマエビーチ)まで来たのです。
 上でも書きましたように、所詮は海の家の食事ですので味に大した期待は持てません。メニューを見る前から、注文するものを決めていました。
 
 
 ドリンクはマンゴーシェークです。既にこの日はティエンビーチでもマンゴーシェイクを飲んでいたのですが、美味しかったので、ここでもいただきました。ここも美味しいです。私はマンゴー大好きですから、マンゴーシェイクにはずれは今のところありません。

 
 そして、食事は定番のエビチャーハン、カオ・パッ・クンです。やっぱりここでもご飯のパラパラ感が不足していますね。美味しくなくはないけど、美味ーいというような味ではありません。まあ、空腹を満たせれば良いのです。パタヤに戻ってからの夕食では美味しいものを食べましょう。

ラン島の情報


パタヤからラン島への行き方
ラン島のターウェンビーチ  サマエビーチ  私のおすすめ、ティエンビーチ


SIMフリーなら、タイでもスマホが使えます
 AIS 1-2 Call 3G TRAVELLER Simカード
 私は、タイにはたびたび行くことがあります。現地での電話連絡やウェブやSMS閲覧に 私が使っているのがAIS 1-2 Call 3G TRAVELLER SimカードというSIMカードです。私のように日本で買ったiPhoneをSIMロック解除していれば、SIMカードを入れ替えるだけで日本の携帯を現地でもすぐ使えるようになります。
 このSIMカードには、タイで7日間のデータ通信無制限(但し高速でつながるのは1.5Gまでです。)と100BAHT分の通話がセットされています。通常の観光や出張では十分使用できます。SIMカードの入れ替えは簡単ですし、チャージの方法などは同梱されている日本語説明書に丁寧に書いてあります。簡単な英語を理解できればチャージもできますので、タイに何度も行く方は便利です。
 私はタイへのフライトの中でこのSIMカードに交換しているので、バンコクに着いたらすぐにスマホが使えます。これがあればバンコクからパタヤへのバスでの移動時間も退屈しませんよ。



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