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         アジアグルメ図鑑(パタヤ) 

絶品、パストラミサンド

パストラミ・オン・ライで本格的なパストラミサンド

ジョムティエンビーチ
 
 パタヤビーチは、バンコクから最も近いビーチリゾートです。大都会バンコクで喧噪の街を歩きタイらしいショッピングやグルメを楽しむのも好きですが、たまにはタイらしい休暇をのんびりと楽しみたいという人にとって、パタヤは絶好のロケーションです。
 パタヤの主たる観光客である欧米人です。しかも長期にわたって滞在するロングステイの人も多いようです。日本人でロングステイされている方も少なくないようですし、また、日本人観光客も決して少なくないのですが、多くの観光客が訪れるパタヤでは日本人はマイナーな存在です。最近では特に多いのがロシア人です。ロングステイされている方が大変多いようです。

バンコク空港からパタヤへの直行バス

 このページで紹介するパストラミサンドの美味しいコーヒーショップ、パストラミ・オン・ライは バンコクのスワンナプーム空港からの直通バスの終点から100mくらいの場所にあります。このスワンナプーム空港・パタヤビーチを結ぶバスは、2015年7月現在、空港からパタヤまで1時間半から2時間で運んでくれ、しかも料金が130バーツです。空港から高速でパタヤまで来て、パタヤではビーチロードの方は走らずに内陸のスクンヴィット通り経由で、パタヤビーチの先にあるジョムティエンビーチの手前が終点です。

 
 空港バスの発着点には上の写真の通りフードマートというスーパーがあります。パストラミサンドの美味しいコーヒーショップ、パストラミ・オン・ライに行くためには、このフードマートを目印にしたら良いと思います。
 サウスパタヤとジョムティエンを結ぶソンテウが次々と走る道ですから、パタヤの方から来る方はソンテウに乗ってこのフードマートを過ぎたら、ブザーを押す準備をしてください。
 余談ですが、私がパタヤに来る場合、バンコク空港からこのバスターミナルまで来て、ここでソンテウを拾っています。ソンテウの本数が多いので、ソンテウをすぐに捕まえることができます。

 
 南パタヤとジョムティエンを結ぶ道がThappraya通りで、スクンヴィット通りから来るThep Prasit通りと交差するところに、空港バスの発着地点があって、同じ場所にスーパーマーケットのフードマートがあります。因みにこの交差点には信号があります。
 このページで紹介するパストラミ・オン・ライは、その交差点からThappraya Rd.をジョムティエン方向に100mくらい下った場所にあります。Thappraya Rd.に面していますから、場所は分かりやすいと思います。

パタヤ、パストラミ・オン・ライの外観
 
 上の写真は、パストラミサンドの美味しいコーヒーショップ、パストラミ・オン・ライの外観です。 パストラミサンドは、アメリカでは大変ポピュラーなサンドイッチで、アメリカ人に人気のメニューです。パストラミ(pastrami)というのは、もともとはルーマニアなどからのユダヤ系移民がアメリカで広めた食品で、牛肩肉にコショウ、ニンニク、コリアンダーやパプリカなどの香辛料をたっぷり効かせて薫製にしたものです。


  このパストラミをスライスして温め、ライ麦パンにはさんだサンドイッチを、「パストラミ・オン・ライ(pastrami on rye)」と呼びますが、その品名がそのままこの店の店名になっているわけです。というわけで、このコーヒーショップに来たら、店名にもなっている パストラミ・オン・ライ(pastrami on rye)を注文すると決めていたのですが、せっかくメニューもあるのでメニューを開いてみましょう。

パタヤ、パストラミ・オン・ライのメニュー
 
 看板商品のパストラミ・オン・ライ(pastrami on rye)は左上、メニューのトップに書かれています。意外にメニューは豊富ですね。でも、まずは迷わず、パストラミ・オン・ライ(pastrami on rye)、コールスローサラダとアイスコーヒーを注文しました。これで400バーツは、パタヤにしてはかなり高いと思いますが、味に期待したいと思います。
 因みに、朝の時間はモーニングセットのメニューが別途あります。朝食については、このページの下の方で紹介します。



これぞ本場のパストラミサンド

パタヤ、パストラミ・オン・ライの美味しいサンドウィッチ

 この日、パストラミ・オン・ライに来たのは午後一時半くらいで、この日のランチとしての訪問でした。待つこと15分くらいで、お待ちかねのパストラミ・オン・アイが運ばれてきました。思っていた以上に大きくてパストラミの量も多くて、ボリュームがあります。さすがはアメリカのサンドウィッチです。

パストラミ・オン・ライ(パタヤ)のパストラミサンド

 パストラミには マスタードが塗られています。マスタードを塗って食べるのがパストラミの伝統的な食べ方と聞いていますので、まさにその伝統に則ったサンドウィッチと言えます。ライ麦パンは、どうやらこのコーヒーショップの自家製のようで、タイではお目にかかったことのない本格的なライ麦パンで、パンも美味しいです。
 しかし、迫力のあるサンドウィッチですね。これだけたっぷりパストラミを挟んでくれていると、パタヤの昼飯にしては随分と高い400バーツもやむを得ないかななんて思ってしまいます。

パタヤ、パストラミ・オン・ライのパストラミサンド

 実際に食べてみると、これは美味いです。私はタイ料理が好きでタイ料理を食べることを目的にタイを旅行しているようなものですが、パタヤに来たらその貴重な一食をここで食べても悔いはないと思うほどです。
 私のようなタイ料理好きでない方ならタイ料理が続くのは辛いでしょうから、ぜひ、この店で本場のパストラミサンドウィッチを楽しんだら良いと思います。



チーズケーキも美味い 


 パストラミサンドの話ばかりしてしまいましたので紹介が遅れましたが、コールスルーサラダも注文していました。上の写真の通り、普通のコールスルーサラダです。

 
パタヤ、パストラミ・オン・ライのチーズケーキ

 以上でお腹いっぱいになったのですが、パストラミサンドが期待していた以上に美味しかったので、この店への期待が膨らんでしまい、自家製だというケーキも注文してみました。この日選んだのはクラシック・チーズケーキ、95バーツです。
 チーズケーキが運ばれてきてびっくりです。これも大きい。想像よりも二回りくらい大きいのです。

パタヤで食べたチーズケーキ
 
 私は最近は殆どアメリカに行っていませんが、過去に2か月間滞在したことがあり、その頃食べていたアメリカのケーキはとてつもなく甘く、まさに高カロリーなケーキでした。ここ、パストラミ・オン・ライのチーズケーキは高カロリーであることは疑問を挟む余地がないものの、甘さは抑えられていて、むしろチーズの酸味に爽やかさが感じられる味です。食べ過ぎだとは思いつつ、完食してしまいました。

パタヤで食べたマンゴーケーキ
 
 上の写真はマンゴーケーキ。いかにもタイらしい味わいのケーキですが、甘過ぎない味付けが爽やかなマンゴーの味を際立たせています。私はどっちかというとこちらのケーキの方が好きです。
 ケーキは日によって在庫の種類が違っていますので、カウンターのケーキのショーケースを見て選ぶことになります。マンゴーケーキがあったらぜひお試しください。



朝食のクロワッサンサンドもおすすめ


 朝食の時間帯がメニューが異なります。上は2015年9月現在の朝食メニューです。
 定番は左上に出ているクロワッサンサンドだと思います。他にベーグル、パンケーキ、トルティーヤ等々のメニューがあります。 セットメニューには、この料金でコーヒーやソフトドリンクなども含まれています。

パタヤのパストラミ・オン・ライの朝食

 初めてパストラミ・オン・ライを訪問し、その美味しさを味わった翌々日、今度は朝食を食べに再訪しました。朝食は別メニューです。何種類かあるセットメニューから私が選んだのは、クロワッサン・サンドウィッチです。その後も朝食時に何回かこちらを訪問しましたけれども、一番のおすすめはクロワッサンサンドですね。
 このようなパンを主体とした朝食を食べられるカフェでのおすすめは、パタヤにもう一つあります。北パタヤのラ・バゲットです。ここパストラミ・オン・アイがアメリカ流なのに対し、ラ・バゲット
フレンチ・カフェです。リンクのページを参考にしてください。

パタヤ、パストラミ・オン・ライの朝食はクロワッサンサンド

 さて、クロワッサンサンドは、ソーセージと卵、そしてチェダーチーズがクロワッサンに挟まれています。例によって、具だくさん、ボリュームがあります。クロワッサンも美味しいですね。これも自家製かもしれません。なかなかタイではお目にかかれない本格的なクロワッサンの味です。
 初回のパストラミサンドほどのインパクトはないものの、十二分に満足できる朝食です。この店らしく様々なスパイスを効かせたソーセージは、この店ならではの味ですね。朝食も合格です。

 
クロワッサンサンド(パタヤのパストラミ・オン・ライ)
 
 クロワッサンサンドは、玉子とチーズに加えて、ハム、ソーセージとベーコンから一種類を選べるようになっています。上の写真は別の日に注文したベーコンを挟んだクロワッサンサンドイッチです。どれを食べても美味しいです。

パタヤの美味しいクロワッサンサンド
 
 タイに来て、パタヤに来て、朝食にクロワッサンサンドを食べるなんて邪道だなどと思っていた私ですけれども、今ではすっかりここパストラミ・オン・アイに朝食を食べに来るのが定例のパターンになってしまいました。毎日ここに食べに来るというのではなくて、3・4日に1回くらい食べに来るという頻度でしょうか。

パタヤの朝食で美味しいクロワッサンサンド
 
 次回のパタヤ訪問でも、ここパストラミ・オン・ライにはまた来てしまいそうです。私はパタヤに来るときはホテルをジョムティエンにとるので、このコーヒーショップは比較的来やすい場所にあります。ですが、パタヤに宿泊している方でも、サウスパタヤからジョムティエン行きのソンテウに乗れば、この店の前まで来れますので、ぜひ試しに来てみてください。できれば、この店自慢のパストラミ・オン・ライを召し上がることをおすすめします。

パタヤで食べたブリトー
 
 次に紹介する朝食メニューはビッグ・ブレックファスト・ブリトーです。卵、ひき肉とチーズを巻いたソルティーヤです。かなりヘビーな味で大きいことはオーダーするときから分かっていましたから、この日は二人でこの一品だけ注文しました。
 想像通りの大きさです。いかにもアメリカらしい朝食です。

パタヤで食べた美味しいトルティーヤ
 
 トルティーヤには、ひき肉や玉子以外にも、マッシュルームやトマトなどがくるまれていてまさに具だくさんのトルティーヤです。想像をはるかに超えて、美味しいです。
 これ、二人で一つにして正解だったのは、チーズの味が強くて半分くらい食べてちょうど良いくらいの味付けだったことです。人により好き好きはあるでしょうけど、二人以上でシェアできる時であれば、ぜひ注文したいメニューです。

 
 そして、上の写真はベーグル・ブレックファスト・スペシャルです。このメニューを注文した日は朝の食欲がない日でした。一番軽そうなメニューということで選んだものです。ベーグルについては普通の味ですね。最近はアメリカに行く機会もなくなってしまったので、最近のアメリカのベーグルの味は分かりませんが、特に美味しいとか美味しくないとかいうレベルではなくて、普通のベーグルでしたということです。

 朝のパストラミ・オン・アイの料理は、いずれもアメリカらしい豪快な朝食メニューです。私のおすすめとしてはクロワッサンサンドですね。
 北パタヤのフレンチ・カフェ、ラ・バゲット(Le Bagguete)の朝食についてもぜひご覧ください。




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