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         アジアグルメ図鑑(パタヤ) 

ラン島のサマエビーチ

 パタヤからサメービーチ(サマエビーチ)へのボート


 パタヤビーチはタイを代表するビーチリゾートの一つですが、様々なマリンアクティビティが楽しめるとともに歓楽性の高い観光地として名を知られています。しかしながら、アジアのビーチとしては水質はあまり良くありません。
 でもそんな水質の良くないパタヤからフェリーボートで一時間弱揺られてラン島に行けば、そこには全く異なる透明度の高い海が広がっています。パタヤまで行ったら、ラン島まで足を延ばし、その美しさを一度は経験してもらいたいものです。
 ラン島のビーチにはいろいろあります。そのなかでも白砂とコバルトブルーの海が美しいターウェンビーチはもともと人気が高かったのですが、最近は中国人団体客が押し寄せ雰囲気が変わってきてしまっています。それでも私のように中国人を苦にしない者にとっては良いビーチだとは思います。
 代わって人気が出てきているのはサメービーチ(サマエビーチ)です。上の写真はサメービーチ(サマエビーチ)ですが、広々とした美しいビーチです。


 ただ、そのサメービーチ(サマエビーチ)も静けさを求めてターウェンビーチを回避する外国人客で混雑してきています。そこで、今回私がよく行くビーチはティエンビーチです。ティエンビーチはサマエビーチから10分ほど歩けば到着できる位置にあり、サメービーチ(サマエビーチ)よりも白い砂が美しいビーチです。南国らしいホワイトサンドを望むならティエンビーチターウェンビーチがおすすめで、さらに静けさも求めればティエンビーチということになるし、足の便を求めればターウェンビーチになります。上の写真はティエンビーチです。

 
 ラン島の地図です。
 このページで紹介するのは、左上側にあるサメービーチ(サマエビーチ)です。サメービーチ(サマエビーチ)へはパタヤのバリハイ埠頭(バリハイピア)から直通のボートで行くことができます。私おすすめのティエンビーチへは、そこから5分も歩けばに辿り着けます。
 このページでは、サメービーチ(サマエビーチ)ついて紹介していきます。ティエンビーチについてはこちらのページで紹介しています。




 サメービーチ(サマエビーチ)にはパタヤのバリハイ埠頭(バリハイピア)から直行のボートが発着しています。往復150バーツですから、ターウェンビーチやナバーン・ピアに行く片道30バーツのボートに比較すると、少し割高です。朝9時30分が始発で、上の写真で分かるように5本の船が出ています。サメービーチ(サマエビーチ)へのボートも含め、パタヤからラン島への行き方については別ページで詳しく紹介していますので、このページでは簡単に説明しておきます。


 上の写真は、パタヤのバリハイ埠頭とサメービーチ(サマエビーチ)を結ぶボートです。30バーツのボートに比較すると小さいのですが、新しいのでスピードも出ますし揺れも少ないです。行き先のビーチのことを考えずにラン島に行くことだけ考えれば、この程度の価格差であれば往復150バーツのこのボートを利用することをおすすめします。


 上の写真はサメービーチ(サマエビーチ)の簡易ピアです。他のサイトの古い記事では、サメービーチ(サマエビーチ)に近づくと小さな10人乗り位のボートに乗り換えてビーチに行くなどと書いてありますが、現在では簡易ピアができていて、ボートは簡易ピアに横付けされ、簡易ピアを歩いてビーチに向かいます。サメービーチ(サマエビーチ)への所要時間は約50分です。
 簡易ピアがあるのは、上の地図でサメービーチ(サマエビーチ)の左端です



サメービーチ(サマエビーチ)


 サメービーチ(サマエビーチ)に着きました。広々とした素晴らしいビーチで、パタヤビーチやジョムティエンビーチと比較することがはばかられるような美しいビーチです。
 実はこの日は水曜です。水曜日はパタヤの海岸でビーチベッドやビーチパラソルの使用が禁止されている日に当たります。軍部が政権を取って以来、理由は全く知りませんが水曜日はそうした日になってしまったようです。海の家やレストラン、売店は営業しても構わないことになっています。
 ですから、いつもならビーチベッドやパラソルが並んでいるサマエビーチも上の写真のように、まさに広々として見えるわけです。

 
 上の写真はサマエビーチです。見えている船がパタヤのバリハイ埠頭と結ぶフェリーボートです。
 サメービーチ(サマエビーチ)はラン島の西側にありますからサンセットの美しいビーチだと聞いています。残念ながら私は見たことがありませんが、遮るものが何もない海原に太陽が沈んでいく姿は、想像しただけでも素晴らしいものがあります。

 
 水質はかなり良いです。これはラン島の他のビーチにも共通している特徴です。そして、かなり遠浅の海岸です。


 客層には西洋人が多い特徴があります。その多くはロシア人で、これはパタヤに長期滞在のロシア人が多いことによります。ロシア人が多いという特徴は、パタヤでもジョムティエンでも、ラン島でも同じです。一方、ラン島のターウェンビーチだけは中国人観光客が80%くらいを占めていて、海の家やレストランでも中国語で話しかけられます。片言の中国語を話す私は、海の家のスタッフにずっと中国人だと思われていたくらいです。


 この子はタイ人。タイ人はもともと海水浴の時に水着を着ません。Tシャツとショートパンツのまま海に入り、ビーチで乾かします。最近の子は帰る際に着替えて帰るようにはなりました。


 ビーチの北には岩場があって、こちら側には子供連れが多いです。ロシア人がいて犬がいて、美しいビーチが広がる、これがラン島らしい風景です。

 

 サメービーチ(サマエビーチ)の良いところの一つに設備が整っていることが挙げられます。ターウェンビーチの次に観光客が多いビーチですから、清潔好きな日本人でも困ることはないでしょう。トイレは10バーツ、シャワーは50バーツです。

 
 サメービーチ(サマエビーチ)には海の家もたくさんあって、食事や飲み物には一切困りません。ただ、食べられるものは普通のタイ料理と西洋料理で、特に島だからと言って美味しいシーフードが食べられるわけではありません。パタヤの街中で食べるシーフード料理の方がずっとおいしいので過大な期待を抱かないようにしましょう。
 なお、海の家やレストランなどの施設がラン島の中で整っているのは、ここサメービーチ(サマエビーチ)とターウェンビーチです。



乾季のサメービーチ(サマエビーチ)


 パタヤのベストシーズンは乾季(11月〜3月)です。乾季以外でも、雨季(6月〜10月)の時でさえ、パタヤでは海で遊ぶことは可能です。と言うのも、パタヤの雨季は日本の梅雨のように一日中じとじと雨が降るのではなく、1日に数回シャワーが降るだけですから、そのシャワーの時間帯さえ雨宿りすれば照りつける太陽の強さは変わるものではありません。
 それでも、ベストシーズンである乾季はパタヤが最も混雑する時期です。その乾季にサマエビーチに来てみました。やはり雨季の時に比べると人出は2倍から3倍くらい違う気がします。

 
 それでもサマエビーチは広いので、海の家のビーチベッドが足りなくなるということはありません。私が行った日には40%くらいの利用率で、半分以上のビーチベッドは空いている状況でした。

 
 上の写真は朝9時半のフェリーに乗って10時半前にサマエビーチに着いたときにフェリーから撮影したものですが、お客さんは殆どいない状況です。この時間に行けばどこでも好きな場所を確保できます。午前中はこの後、バリハイピアを10時半と11時半に出発するフェリーがありますが、11時半のフェリーに乗ってきても、まあまあ気に入った場所を確保できるのではないでしょうか。


 水質については先ほども写真で見ていただいた通り大変透明度が高くきれいです。ただ、ティエンビーチに比較すると少し落ちるかなという印象はあります。それでもパタヤビーチやジョムティエンビーチの水質と比較すると雲泥の差です。


 このサマエビーチに来るお客さんは白人が多いです。欧米系、特にロシア人とアラブ系やインド系も多い気がします。一方、中国人の姿もちらほら見かけますが、個人客が多いようで団体の中国人観光客は見かけません。また中国系の個人客も、聞こえてくる言語から想像するに、シンガポールや台湾・香港からの観光客が多いようです。
 そうしたことから、サマエビーチのの雰囲気としてはかつてのプーケットやバリさながらのものがあって、欧米人が多い落ち着いた雰囲気のビーチとなっています。


 少し年配の人が多いのはパタヤに長期滞在している人たちが多いからだと思いますが、ティエンビーチに比べると若い人の比率が低いような気がします。華やかさという点ではティエンビーチの方がおすすめだし、静寂さという点でもティエンビーチの方が上ですし、もちろん水質や海の透明度もティエンビーチの方が上ですので、サマエビーチというのはちょっと中途半端な存在になってきていると私は思います。
 はっきり言えば、サマエビーチまで来たのならティエンビーチに足を延ばした方が良いと私は思うのです。ティエンビーチまでは歩いて5分です。

 


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