観前街は蘇州随一のショッピングエリアであり、グルメエリアでもあります。蘇州に来たことのある人なら、必ず一度は来ているエリアだと思います。私も蘇州滞在中に幾度となく観前街に来ていますが、いつも賑やかな通りです。 せっかく蘇州に来たのだから、中国茶を買いたい、ゆったりと中国茶を楽しみたいという人のための店を紹介します。ゆったりとお茶を飲むならば、山塘街がおすすめなのですが、時間がなければここ観前街のお茶の店に行ってみましょう。 |
ご紹介するお店は、春蕾茶荘、観前街にある道教寺院の玄妙観から始まる道を曲がってすぐのところにあります。ある意味、観前街の一等地に位置しています。茶館と書いた旗が店先に出ていますので、観前街の広いショッピングストリートからも見えます。 |
春蕾茶荘は二階建てで、一階が中国茶の小売、二階がお茶を飲む茶楼になっています。一階の小売店は他の中国茶のお店と変わらないレイアウトです。二階へは、写真の店の突き当たりの右側に階段がありますので、その階段を上ります。 |
小売店で陳列しているお茶の種類は、十分に幅広いものです。龍井茶、鉄観音、ジャスミン茶等々、様々な品種について高級品から普及品までランクもいろいろ取り揃えられています。 せっかく蘇州に来たのですから、蘇州名産の碧螺春がおすすめではありますが、杭州名産の龍井茶も、杭州も蘇州から二時間くらいで行ける街ということからすれば、買う価値はあるかなとも考えます。 でも、中国茶の高級品は大変に高いものですし、どの程度のお茶を買えばよいのか分からない方もいます。また、これまで飲んだことのないマイナーな品種もいろいろありますから、まずは二階に行ってお茶を飲んで自分の好みに合うようだったら、帰りに一階でそのお茶を買うという方法をお勧めします。私が中国茶を買う所は、例えば、上海なら天山茶城、杭州なら茶葉一条街、広州なら芳村茶葉市場といった、いわゆる中国茶市場ですが、蘇州の中国茶市場は知らないものですから、蘇州で買うときはここ春蕾茶荘で買っています。 実は、後日、ネットで調べた結果、蘇州市茶葉市場(中国茶市場)という中国茶市場があることを発見し、以来、私が蘇州で中国茶を買うときはこの市場を利用するようになっています。詳しくはこちらで。 |
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この日は蘇州らしく、碧螺春を注文しました。 碧螺春は龍井茶と同じく緑茶の一種で、龍井が杭州産であるのに対して、碧螺春は太湖周辺が産地となっています。非常に繊細な産毛の多いお茶で、通常はお湯を先に入れ、後から茶葉をお湯の上にかけます。茶葉が徐々に沈んでいくと飲み頃になります。 |
この日は、窓際の席に着きましたので、窓の外には観前街の街並みが見えます。また、上の写真のように個室もありますので、グループで来たときなどは、こうした席も良いと思います。また、バルコニーに出ることもできます。は観前街の街並みや道行く人々を見るのも良いでしょう。まあ、茶館としては庶民的な造りですけど、観前街でお茶を飲むときは場所が便利なのでこの店を使っているわけです。 |
ここ春蕾茶荘の向かい側には、鉄道のチケット売り場もあります。駅で買うよりは混まないので、中国新幹線のチケットを買う時など、私もこの店をよく使っています。 |
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