本文へスキップ

蘇州の獅子林|蘇州古典園林の魅力

(2010年5月1日以来)

蘇州の四大庭園、獅子林SUZHOU

獅子林の概要

 

 獅子林は元の時代の代表的な庭園です。中国江南の庭園では、太湖石(穴やくぼみが多く、築山や庭石に利用される太湖産の石)がよく使われていますが、獅子林は、まさに太湖石をふんだんに使った庭園です。
 拙政園が水と緑の庭園であるのに対し,獅子林は石と水の庭園です。ここもまた、世界一の庭園文化を誇る江南・蘇州に来たという実感を強く沸かせてくれる場所です。

 

 獅子林については、太湖石の築山があまりにも有名なため、太湖石の奇岩を集めただけの庭園かと誤解されがちです。しかしながら、獅子林の中を歩いてみると、獅子林の魅力がそれだけではないことに気付くはずです。
 獅子林の見どころは大きく三つあって、 一つは太湖石の築山です。二つ目は池周辺の景で、建物群や太湖石などと自然を調和させた庭園になっています。三つ目は漏窓をはじめとした装飾の素晴らしさにあります。

 

 ツアーなどで説明を受けると、どうしても獅子林には獅子に似た石が沢山あります、などといった説明に終始して獅子に似た石ばかり探すための見学にもなりがちです。それでは、せっかくの獅子林の魅力の半分すら理解できないで帰ることになってしまいます。
 このような傾向は、日本人観光客を案内してきたツアーガイドさんたちが、これまでのガイド経験からよく言えば一番無難に、また厳しく言えば最も安易な方法で、観光客を満足させる方法なのです。ですから、獅子林に行ったら、獅子に見えそうな石ばかり説明するといった偏った観光ガイドになりがちなのです。

 

 獅子林を見学するなら、できることならツアーなどではなく、園内地図を見ながら自分の足で回るべきだというのが、私の最大のアドバイスです。ツアーに入るべきでないというのは、ここ獅子林だけでなく、拙政園だろうと留園だろうと同じで、ツアー見学というのは客受けしそうなところを回るだけなので、蘇州の古典園林を見て回る場合は本当の満足を得ることは難しいと私は思っているのです。

 

 蘇州の古典園林の良さというのは、自分の目でじっくり見て初めて感じるものであって、「ここ綺麗でしょう」「この石、形がすごいでしょう」と言われて納得するものではないのです。
 獅子林は、園内地図を見て自分の足で回りましょう。その前に、まずこのページで獅子林の見どころを整理しておきましょう。
 なお、獅子林の地図については、こちらのページを参照してください。

 
 

 ということで、獅子林の入口から説明を始めます。
 獅子林は現代に造られた庭園で、もともとは禅寺の高僧のために造られた禅林が前身です。この高僧は名を天如禅師といい、浙江省西天目山獅子岩で修行したので、その禅林が「獅子林」と名付けられた経緯にあります。園内に怪石が多く、形が獅子のように見えることから、「獅子林」と言われているという説もあります。
 中国人に人気の高い庭園なので、休日や旅行シーズンに行くと、上の写真の通り大変な混み具合です。私の場合、朝一番に、拙政園の開門と同時に拙政園に入り、その後に拙政園から歩いてすぐの獅子林に来るので、どうしても昼前後の到着になって、このように人にもまれながらの見学になってしまいます

 

 この門庁建物の屋根にはこんな立派な彫刻が彫られています。

 
 

 獅子林の庭園に出るまでに、いくつか建物を抜けていきます。
 上の写真は大庁の中です。
 獅子林にはこの大庁以外にもいくつかの客間があります。日本人から見るとどこもあまり変わり映えはしなくて 、中国式の家具が置いてある同じような客間に見えますが、置いてある物や飾っている書画が異なりますので、そんなところを見ていきましょう。

 

 大庁の中で目立つのは獅子の親子の置物でしょうか。
 因みに、庁というのは日本語では「ホール」と訳されている場合が多いのですが、もうちょっと違う訳はないのでしょうか。中国なのにカタカナの訳が付くというのは、何かしっくりこない気がします。

 
 
 
 こちらは燕誉堂といって、宴会などを催した建物です。この建物は上の写真にある獅子林図の衝立でもって南の広間に仕切られています。これは部屋を男性用広間と女性用広間とに分けて使ったことを示しています。この形式を鴛鴦(えんおう)式と言われ、男尊女卑の考えのあった中国では、よくある形式です。
 蘇州でも、拙政園の鴛鴦館(えんおうかん)留園の五峰仙館がそれにあたります。

 蘇州、獅子林の九獅峰

 いくつかのホールを通り過ぎると、九獅峰が現れます。この太湖石の中には9頭の獅子がいるといわれていて、その名がつけられたものです。いくつか獅子の頭らしいものが見えますが、果たして9頭を探し出すことはできるでしょうか。
 背景にある壁には模様の入った窓が作られています。こうした窓を「漏窓」と呼ばれますが、「漏窓」は空窓(何も模様やガラスなどがない窓)に装飾を施した窓で、通風の機能も担っています。獅子林には美しい漏窓が数多くあります。漏窓については、後ほど、詳細に紹介します。

 

 この九獅峰を過ぎると、いよいよ獅子林独特の太湖石の築山が目の前に現れます。太湖石は太湖の湖底でよく取れた石で、長年太湖の水によって浸食された結果、多くの穴が開いて複雑な形をしています。江南地方では、「透、痩、漏、皺」が太湖石を評価する四大原則だと言われています。大きな穴や多くの穴が開いていて反対側が見えていて、かつ、細身で皺が複雑な太湖石が、良い太湖石だと言われているようです。その代表格が留園の冠雲峰です。
 ここ獅子林では、冠雲峰に並ぶような名石はないものの、数多くの太湖石を組み合わせた奇抜な築山が見どころの一つなのです。



 

 獅子林の築山は迷路

 

  九獅峰を抜け、目の前に広がる太湖石の築山が見えたら、この築山を登って行くのが獅子林の園路です。太湖石の築山の中は、とにかく迷路のようになっていますので、初めての場合には行きたい方向に行けません。20m先に友達が見えたとしても、そこに行くことができないのです。ですから、この築山では、同行者から離れて勝手な行動をとると、なかなか再会できなくなってしまいます。
 この話は決して大げさではありません。できるだけみんなで行動しましょう、というのが、私のアドバイスです。

 

 池の端にも出るので、 ここから池沿いに右側を歩くと一本道で分かりやすいのですが、獅子林の見学の場合は、まず左に行って、太湖石の築山を歩くことになります。

 

 この池沿いの見晴らしの良いところにすぐにでも行きたいのですが、迷路のような道を抜けていかなければなりません。この写真を見てもわかるように、蓮の葉の高さにいる三人の後ろにトンネルが見えています。おそらくこのトンネルを通って見晴らしの良いテラスのようなところに出るのだろうと、当たりをつけます。

 
 
 
 同じ位置から撮影したものです。この写真では、蓮の花の高さのトンネル出口が二つあることがわかります。でも、このトンネルはつながっていないので、左のトンネル出口から右のトンネル出口へは「ここにいるよ」と声はかけられるものの行き来ができない構造になっています。

 

 このテラスの上では、高さ2~3mくらいの太湖石は沢山あります。どれも、「穴が開いていて反対側が見えていて、かつ、細身で皺のある」石です。
 それにしても観光客でいっぱいです。自分の気に入った石の前でポーズをとる観光客が多いので、ここで人の姿を入れずに写真を撮るのは至難の業です。

 
 

 ということで、獅子林の築山を抜けて、池沿いの見晴らしの良いテラスを目指します。
 獅子林の築山には山道が9本、トンネルや石室が21個あります。山道は上下左右に曲がりくねっていますから、曲りくねった道に沿い、山や谷を歩きます。上り坂があれば下り坂もあり、右へ曲がったかと思うと道は左に曲がっていくといった感じです。

 
 
 また、トンネルを通り抜けたり、橋を渡ったりして、変化に富んでいます。でも、上下左右に方向を何度も変えているので、方向感覚が失われてきてしまいます。

 

 獅子林の築山は上中下の三層になっていると思うと比較的わかりやすいかなと思います。一つ上や下の層へは近いのですが辿り着けないようになっているのです。 距離的に近いことよりも層の位置(高さ)が合っていることのほうが、目的地に向かっているか否かを判断するときに役立つと思います。
 上の写真で、下の方を見ている人の中には、下の層を歩いている家族や友人に「ここだよ」と声をかけている人も少なくありません。近くにいて声は聞こえるけれども相手が見えない、とか、しばらくして姿が見えても層が違うので、違う高さですれ違うだけになってしまうのです。一番下の層を歩いているときなどは、穴越しに相手が見えるけれども道がつながっていないなんてこともあります。

 

 私と二人組の女性とは同じ高さの道にいますが、下の層には青いシャツを着たおじさんがいます。この青シャツのおじさんと一緒になろうとしても、道がつながっていないのです。

 
 

 直進する道が下の層の道で、上の層には橋がかかって左右に移動できるだけです。
 こんな風に迷路遊びをしていると、ついつい獅子林の景観など忘れてしまいそうです。 

 蘇州、獅子林

 でも、そうはいっても、実は観光客は歩きながら多種多様な湖石を鑑賞することになります、というか、鑑賞されられることになります。上の写真の石は「透、痩、漏、皺」の公式に当てはめれば、ちょっといい形をしています。でも、「透、痩」は満たしているものの、「漏、皺」という点では十分ではありません。

 
 上の写真の建物は臥雲室といい、この獅子林の園内でただ一つ、「室」という名がついています。この建物はもともと禅寺の僧侶が座禅を組み雑念を取り払う禅室として使用されていた建物です。
 この一つ上の写真もそうなのですが、この建物の周りには縦長の形の良い太湖石が数多く配置されています。

 

 獅子林という名前がそうさせているのか、大部分は獅子の形に似ているような気がしてきますが、大きな太湖石は全部で500個以上あり、横になっているもの、立っているもの、大きいもの、小さいもの、太っているいるもの、やせているもの、亀に似ているもの、魚に似ているもの、鳥に似ているものと、いろんな形をしています。
 迷路遊びをしながら、こうした太湖石の形を見て楽しむのが、ここ太湖石の築山の楽しみ方です。

  


 獅子林の池周辺の景

 

 今ご紹介してきた太湖石の築山を見ると、もうこれでお腹一杯みたいになって、獅子林の他の部分をハイスピードでぐるりと回るだけというのが、普通のツアーです。
 ただ、このページの上の方でも書いた通り、獅子林の魅力は太湖石の築山だけではなく、庭園の池周辺の景や回廊や窓などといったところにもあります。ここから先は、そうした庭園としての獅子林の魅力を紹介していきます。
 上の写真は池の中央にある湖心亭と曲橋です。この湖心亭が獅子林の池の景のポイントになっています。また、この曲橋については、歩きながら向きが変わるたびに変化する景色を楽しめるようになっています。

 
 

 曲がり橋から見る築山の景です。夏の蓮の花の開花時期には見事な蓮の花畑が見れるはずです。

 
 

 そして、目を凝らすと沢山の太湖石が見えるのですが、これらの太湖石は見る角度により獅子に見えたり、他の動物に見えたりすることがあります。この曲橋で太湖石の築山方向が見えるたびに、少しずつ太湖石を見る角度が変わるわけですから、庭を訪れた客人はその太湖石の見え方の変化を否応なく楽しむことになるわけです。この曲橋と平行して築山を配置した設計は見事というしかありません。

 

 そして、湖心亭越しに見える建物は、左側が暗香疏影楼といい、「疏影横斜水清浅,暗香浮动月黄昏」(まばらな影が清らかで浅い水に漂い、月たそがれが暗く香ばしく漂う)という詩からとられた名前が付けられています。
 その暗香疏影の手前の船のような形をしている建物(緑の縞のシャツを着ている男性とピンクのシャツを着た女性が立っている建物)が石舫と名付けられた建物で、宴会が催される建物です。石舫は屋形船をイメージした建物で、神仙蓬莱思想の中の「始皇帝と徐福の不老不死の薬」の話から来ています。すなわち、桃源郷へ旅立つための舟をイメージしている建物なので、こうした縁起の良い建物で客をもてなすことは最上の接待だったのです。

 
 
 暗香疏影楼や石舫と反対側には、手前に石橋がかかり、奥になだらかな起伏を持つ回廊が見えます。人が多すぎて風情がないですが、石橋のふくらみと奥の回廊の起伏が程よく調和して良い眺めだと思います。
 

 湖心亭と丘の上に建つ問梅閣です。 問梅閣の前には梅の木が植えられています。

 

 池にかかる石橋から湖心亭方面を見たところです。湖心亭の右側に見える建物は真趣亭といい、 清の乾隆帝が行幸された際に書かれた「真趣」という字の額が飾られています。真趣亭については、後ほど紹介します。
 この石橋からの眺めは、獅子林の魅力の一つです。池の中に立つ二つの太湖石と湖心亭の位置関係に気を付けながら、次の二枚の写真を見てください。

 
 

 上の写真よりも右に移動し、太湖石越しに湖心亭を見たところです。上の写真とは違い、池の中の太湖石が強調されて見えます。

 
 
 
 二枚目の写真とほぼ同じ位置から高さを変えるとともに、視野を右側に若干移してみたところです。右側に築山も見えるので、こちらの方が獅子林らしいかもしれません。
 こうした変化が中国庭園の面白さであって、ただ漫然と急いでぐるりと園内を回ってもこうした変化に気づくことはありません。先ほどの曲橋からの築山の眺めもしかりです。私が古典園林を観賞するためにはツアーに入るべきではないというのはこうした発見をする面白さが、ツアーの中では生まれづらいからなのです。

 

  問梅閣の前から見た池と築山です。築山はテラスになっている部分から奥の林の中へと広がっていて、周りに形の良い太湖石が配置されている臥雲室が林の中に少し見えています。

 

 テラスにある太湖石です。こんな太湖石、一つだけでも自宅の庭に飾りたいものです。いい形しています。

 
 

 同じくテラスの上の太湖石です。湖心亭と暗香疏影楼が左に見え、真趣亭が右に見えます。絵になる眺めです。
 

 真趣亭に飾られている「真趣」の文字。この文字は清の乾隆帝が行幸された際に、獅子林の築山を回り、庭園の景をご覧になり、「真趣」と言われ、さらに筆で「真趣」と書かれたものだとされています。なお、「真趣」とは「本当に面白い」「本当に興味深い」といった意味で、獅子林を絶賛した言葉です。

 各社の上海行ツアーを一括して検索

このサイトをご覧になって上海や蘇州に行きたくなった
アジア写真帳専用サイトから安いチケットツアーを探してみましょう。
チケットはこちらをクリック   ツアーはこちらをクリック


獅子林の漏窓や回廊 

 

 獅子林をご紹介してきましたが、獅子林には素晴らしい漏窓や回廊などがあります、最後に、そうしたもののいくつかを紹介しましょう。漏窓や回廊が美しい蘇州の庭園では滄浪亭が有名ですが、獅子林では滄浪亭を参考に美しい回廊や漏窓を作ったとされています。
 上の写真は扇亭という回廊に続く亭です。ここからの庭園の見晴らしも大変良いですが、やはりこの亭の素晴らしさは庭園の角にあってその独特の景観が庭園のアクセントになっているということでしょう。

 

 扇亭にある扇型の漏窓です。窓の中の彫刻には植物が描かれています。 

 

 扇亭から続く回廊です。この回廊は獅子林の庭園の端を走っていて、少し高い位置にあるため、庭園を観賞しながら歩くことができます。また、回廊には適度な起伏があって、庭園から見たときにその曲線美が印象に残ります。この回廊には滄浪亭の影響をかなり受けているという印象があります。

 
 
 回廊にある花瓶型の漏窓です。花瓶の部分は窓にし、花の部分は彫り物にして、分かりやすく描かれています。見事な漏窓です。

 

 獅子林の中で見つけた洞門です。洞門というのは壁に穴のような形で作った入口で、通常は円形や四角形のものが多いのですが、こういう形は極めて珍しいものです。洞門の先の石に額縁をつけて見せる効果を狙ってこの位置に洞門を作っています。

 

 ここから三つは壁に開けられた漏窓です。獅子林の漏窓にはどれ一つとして同じデザインのものはありません。窓の切り口も違えば、窓の中の模様も異なります。

 
蘇州、獅子林の漏窓 

 もともと、窓の効果は通風をよくするという設計上の問題もありますが、単なる空窓(窓枠の中に何も入っていないもの)であれば、空窓の先にあるものの額縁効果みたいなものも狙っていますし、このような漏窓の場合には中に掘る彫刻のデザインを凝らし、装飾効果も狙っています。 

 


 こちらの漏窓は窓枠がベルの形です。凝っていますね。

獅子林の九獅峰と漏窓

 九つの獅子がいるといわれている九獅峰です。見事な石ですからそればかりに目が行きそうですが、石の背景にある壁の漏窓もよくよく見ると凝っているのです。


 九獅峰の背景になっている漏窓の一つがこれです。中央の平行四辺形の模様が、元の時代に作られたのですから驚きです。枠の形も平行四辺形とは無縁です。何かアンバランスのような感じもしますが、それがかえって独特の印象を与えるデザインです。


 これも、九獅峰の背景になっている漏窓の一つです。
 今度は幾何学的なデザインで、座りの悪そうな扇を少し開いたようなデザインが中央に入っています。このデザインが日本の鎌倉時代のころにできていたのかと思うと、驚いてしまいます。


 獅子林の漏窓については、紹介していってもキリがありませんのでこの程度にして、獅子林の禅寺らしい一面の紹介へと移ります。
 上の写真は古五松園です。獅子林には清の時代に5株の松が植えられ大きく育っていることから、獅子林には五松園という別名があります。この獅子林の別名にちなんで、この建物には古五松園という名がつけられていますが、ここの絵には五本の松が描かれています。

 
 
 
 古五松園そばの小庭園です。獅子林の太湖石の派手な築山や池周りの庭園と異なり、ここには静寂の美のようなものを感じます。配置されている石は異なるものの、日本の寺院の庭に相通じるものを感じます。

 
 
 片隅にある石と草花のオブジェ。それに鋪地(敷石)なども、何か日本の坪庭などに相通じるものを感じます。

 

 そして、回廊沿いに植えられた竹林です。こんなところを見ていると、まるで日本にいるかのようで、蘇州にいることを忘れそうになります。
 このように、日本の庭園文化というのは、蘇州から何らかの影響を受けた、というよりも蘇州の文化から大きな影響を受けたという気が私にはしてなりません。


 獅子林の醍醐味は、太湖石の築山や池の景にあることは否定しませんが、こういった日本と蘇州の文化との関わりといった視点で見てみるのも、日本人ならではの楽しみ方ではあります。
 最後になりますが、日中戦争時代、獅子林は日本軍の軍営として使用され、抗日中国人がここで処刑された場所でもあると聞いています。節度を持って見学しましょう。

関連ページ

拙政園  留園  網師園  退思園(同里)  滄浪亭



まず、こちらからご覧ください
蘇州旅行指南(蘇州旅行の楽しみ方)
蘇州古典園林を見る前に
蘇州古典園林(中国庭園)の楽しみ方