スクンビットにあるタイ料理レストラン、プアンゲーオは20年以上の歴史を持つ老舗レストランです。プアンゲーオのあるアソークの付近をはじめ、スクンビットには多くの日本人が住んでいますが、そのバンコクに住む日本人から高い評価を得ているのが、このプアンゲーオです。最寄駅はアソーク駅です。近くにはワナカームやバーンカニタなどレベルの高いレストランがあります。地図はバーンカニタのページをご覧ください。 今回は家族と3人でのバンコク旅行で、実は辛いものが苦手な家族二人は、もうタイ料理は食べたくないと泣きそうな顔をしています。それでもタイ料理を食べたい私は、現地の日本人に人気のある店なら日本人向けの味付けが期待できるだろう、ということで、辛くないタイ料理を期待して、このレストラン、プランゲーオに来たわけです。 期待通り、辛くない日本人向けのタイ料理に出会えるでしょうか。 |
まず、定番のパックブン・ファイデン(空心菜のオイスターソース炒め)です。ニンニクや唐辛子の効かせ方で味付けが変わってくる料理です。でも、それ以上に大切なのは、 空心菜がシャキシャキした感じで炒め上がっているかということで、それは短時間に強火で炒めているかどうかにかかっています。そもそも「ファイデン」とは炎が出ている様子を意味するタイ語ですから、鍋から火が立ち上るように強火で炒める料理なのです。 で、プアンケーオのパックブン・ファイデンは、空心菜がシャキシャキしていて合格です。ニンニクはよく効いていて唐辛子はほどほどに(私には物足りないのですが)効いています。この味は、我が家の辛いもの苦手家族に大好評です。 |
さて、次は私の大好物、コームーヤーン(豚ののど肉のバーベキュー)です 。これはイサーン地方の料理です。イサーン料理には辛い料理が多いのですが、ガイヤーン(タイの焼き鳥)などと同じでタレの辛さが店によって違います。タレが辛いレストランでしたらあまりタレをつけないようにすれば辛い料理が苦手な人でも食べられますから、辛い料理が苦手な家族でも大丈夫なはずの料理なのです。 プアンゲーオのコームーヤーンはこりこりしていて歯ごたえがいいですね。噛めば噛むほど味が出てきて最高です。そしてタレです。ちょっと辛めかなと思いますが、大したことはありません。うちの家族からの評判はどうでしょうか。 やっぱりこれでも辛すぎるなどと苦言を呈されてしまいました。でも、肉の焼き具合が良いので好評でした。 |
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そして、仕上げはカレーにしました。家族向けにはイエローカレーの甘口です。イエローカレーはターメリックをベースにしているカレーで、タイのカレーの中では辛さはマイルドなものです。しかも、プランゲーオのイエローカレーですから、さらにさらに味はマイルドなのです。 もちろん日本のバー○ントカレーなどと比べると刺激的な味なのではありますが、このカレーにはうちの家族も大喜びです。確かに、日本人に好まれるレストランだけのことはあります。 私には刺激不足なので不評だったことは言うまでもありません。 |
私用には、鶏肉入りのグリーンカレーを注文しました。そもそもグリーンカレーは青唐辛子(プリッキーヌ)を使った味付けで、タイカレーのなかでは一般的に最も辛いものです。でも、激辛が好きな私としては ここプランゲーオの味付けにはちょっと不安があるので、「辛くしてね」という一言を忘れませんでした。 出来上がってみると、なるほど私も満足できるグリーンカレーです。 今回は家族への配慮もあって来たプランゲーオですが、家族にも好評だったのでまずまず合格です。私としても、辛くしてくれという一言さえ付け加えれば、まずまずの味付けになりますので、一定満足できる水準です。辛い料理が苦手な人とバンコクでタイ料理を食べるときには、このプランゲーオは良いかもしれません。 でも、総合的に考えれば、アソーク近辺であればワナカームやちょっと高いけどバーンカニタの方がおすすめでしょうね。 |
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