珍平酒楼はガイヤーンで有名な中華料理レストラン |
珍平酒楼は地下鉄のルンピニ駅の近くにある中華料理レストランです。ガイヤーンで有名だからタイ料理の店だと思われるかもしれませんが、何度行っても、やっぱり中華料理だなあと思ってしまうレストランです。 上の写真をご覧ください。どうですか? 立派なレストランですよね。これだけ立派なレストランを一代で築けたのは、その美味しいガイヤーンのおかげなのです。 |
中華料理店としては、高いレベルにあります。雰囲気や料理の内容からしてこの値段ならお勧めできるレストランだと思います。ただ、しつこいですが、この店は「中華料理レストラン」です。ガイヤーンが旨いからといって、タイ料理のガイヤーンを期待してはいけません。むしろ、毎日タイ料理ばかり食ってるから、たまには中華料理でも食べようか、というときに選んでほしい店です。味はいいですよ。 |
それから、雰囲気もサービスもいいです。上の写真は外から店内を見たところです。内装もタイ料理店というよりも中華料理店風ですね。スタッフ教育が行き届いていますし、白人さんたちの利用も多いので、英語が通じやすく、また、スタッフの気配りも行き届いています。でも、価格はそんなに高くはないのです。 |
ガイヤーンといえば、ランスアン通りにある「ラープランスアン」が私のお気に入りなのですが、ガイドブックを見ると、ガイヤーンの屋台から一代で立派なレストランを立ち上げた店ということで紹介されているのが、この珍平酒楼です。 早速注文しました、ガイヤーン。綺麗な色に焼けていますね。さすがに旨そうです。 食ってみました。確かに、旨いです。良い肉を使っていますね。焼き方もさすがです。でも、味付けが他で食べるガイヤーンとは違いますね。独自の秘伝のたれに漬けてから焼いているとのことですが、このタレが他の店とかなり違うようです。 確かに旨い。間違いなく旨いのですが、一般的なタイ料理のガイヤーンの味ではなく、中華料理風ガイヤーンという感じです。でも、旨かったです。合格点をあげたいお味です。 |
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他の料理ではヤムウンセンがおすすめ |
冒頭から、ガイヤーン、ガイヤーンと、ガイヤーンばかり連呼してきましたが、他の料理はどうでしょうか。何回か行ったなかでは、ヤム・ウンセン(春雨のスパイシーサラダ)が、これはタイ料理らしくて美味しかったです。春雨という素材自体が中華料理から来ていますけれども、味付けはしっかりタイ料理になっています。私が食べたなかでは、この料理だけストレートにタイ料理なのです。スパイシーな料理が好きな方には強力におすすめしたい一品です。 |
春雨自体も悪くないし、エビやイカなどのシーフードもふんだんに入っています。ここの料理は、皿の大きさも大中小が選べるので少人数で行った時もいくつもの種類の料理を注文できますので、いろいろ試してください。小でも日本の中華料理レストランよりは量が若干多いくらいです。因みに私はいつも小を注文しています。 |
そして、タイ語でオースワンです。が、この料理は、むしろ中国語名の方が味付けに合っています。日本語で言えば、牡蠣の卵とじです。決して美味しくないことはないですし、オースワンについてはタイ料理レストランのクアンシーフードやソンブーンで食べてもスパイシーではありませんから、何が違うのかと考えてみるに、卵を含めてその味付けが中華料理なんだろうと思っています。中華料理として食べれば合格です。 珍平酒楼ではプー・パッポン・カレー(蟹の玉子カレー炒め)が美味しいということがネット上で書かれていますが、これも中華料理として食べれば美味しいのであって、本場のタイ料理に慣れている人が食べると、ちょっと違うねという味です。 |
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初めて珍平酒楼に来た時に、この店の自慢料理はガイヤーンですよね、と聞いてみたら、この料理も当店の自慢料理ですということで紹介されたのが、これ、エビのすり身あげ。 私としては、さつま揚げ風のものをイメージしていたのですが、出てきたのは一見、コロッケ風です。私、今ダイエット中で脂っこいのは苦手なんです。 でも、食べてみると、これが脂っこくないんです。サクサクッと食べて、サラサラッと胃に入るという感じです。エビの風味が程よくあって、旨いです。とても、旨いんです。さすがは当店の自慢料理として紹介するだけのことはあります。これも合格ではあります。タイ料理ではありませんが。 |
続いて、しいたけと野菜炒めです。これを食べるとよく分かるのですが、この店はタイ料理店ではなく中華料理店です。スパイスの使い方って言いますか、調味料の使い方って言いますか、要は味付けが中華料理なんです。普通、バンコクの中華料理店というのは、タイ人を相手にしている店では、中華料理といってもタイ風の味付けになってしまう。私の大好きな源利大飯店なんか、その典型です。 でも、この店は違うような気がします。お客さんはタイ人が殆どなのですが、客に媚びていない。要は、中華料理の味を大切にしているのです。 この料理も中華料理としては美味しいです。香港の中華とまでは言いませんが、少なくとも日本の中華料理店よりはずっと美味しいのです。 |
今日の主食は五目焼きそばです。これぞ、まさに中華料理です。パッタイのようなものを予想していましたが、本当に中華料理店の焼きそばが来てしまいました。 美味しいです! 涙が出そうなくらい美味しいです! この店の中華料理、はずれのない味だと思います。ここは本当にバンコクなのでしょうか。 |
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