東京カオマンガイに行ってきました |
カオマンガイは鶏肉をご飯に載せた料理で、タイの大衆料理の定番の一つです。海南鶏飯、海南チキン、ハイナン・チキンライスなどと呼ばれる料理と基本的に同じ料理です。タイで食べたカオマンガイ、あのおいしいカオマンガイを日本でも食べられないのかという思いを持っている人は少なくないと思います。私も常々美味しいカオマンガイを日本で探している一人です。 それが見つけたのです、東京でおいしいカオマンガイ屋さんを。「東京カオマンガイ」という名の食堂です。この店のマスターが、東京でおいしいカオマンガイ屋さんを作りたいと思ってオープンさせた店だと聞いています。 JR神田駅の西口から徒歩1分。線路沿いにあります。1 |
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お昼のメニューです。カオマンガイ専門店と書きましたが、昼のメニューにはグリーンカレーがあり、夜はさらにメニューが増えるようです。 今日の昼飯はカオマンガイの並みにパクチーをつけて、さ |
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注文の品が出てきました。 カオマンガイを注文すると、鶏のスープが付きます。パク |
鶏肉の蒸し具合は私好みです。肉の厚みもあって満足度が |
ご覧の通り、鶏肉の蒸し具合は申し分ありません。国産の上質な鶏肉を使用しているようです。私としてはタレを一工夫してほしいなあと思います。この店のマスターが日本人が食べやすいようにアレンジしたタレでしょうから、タレ自体を変える必要はなくて、例えば唐辛子とかニンニクなどを自分で足せるようにテーブルに置けないものかな、なんて思うのです。 私のタイ飯仲間の一人は、ここ東京カオマンガイは美味しかった、また行きたいとは言っていたものの、ご飯の味がもっと濃厚な方がいいとは言っていました。 こうしたことを含めて、さらに美味しいカオマンガイを食べさせてくれるように努力してもらうと嬉しいですね。皆さんも、「東京カオマンガイ」のカオマンガイをぜひ味わってください。 |
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タイで食べた美味しいカオマンガイ |
カオマンガイを食べさせてくれる店はバンコクには本当に沢山あります。 私のホームページで、従業員がピンクの制服を着て、旨いカオマンガイを食べさせてくれる店がプラトゥーナムの近くにあり、「ピンクのカオマンガイ」として初めて紹介したのが2001年1月ですから、今から12年前です。その後この店は、あの「地球の○き方」などという日本で最も売れているガイドブックにも巻頭で大きく取り上げられるまでになってきていて、日本人にも広く知られる存在になってきています。このお店、「ピンクのカオマンガイ」の名前は「ガイトーン・プラトゥーナム」といいますが、日本ではもう「ピンクのカオマンガイ」という名前が定着してしまいました。 このピンクのカオマンガイ屋のカオマンガイはどんなものでしょう、見てみましょう。 |
ピンクのカオマンガイ屋のカオマンガイです。 カオマンガイを注文すると、カオマンガイを乗せたご飯、たれ、そしてスープがセットで出てきます。肉は少なくて見た目には迫力ないですね。でも、食ってみると、旨いんですね。鶏肉は時間をかけてじっくり茹でている感じで、柔らかくてすごくジューシーです。 また、タレも濃い目のタレなので、私向きです。タレを少しだけかけて食べる人もいるでしょうし、タレを全部かけて食べる人もいるでしょうし、タレの半分だけかける人もいます。お客さんそれぞれの好みに合わせて食べてもらえるように、タレが小皿に入って出てくるのです。 スープは当たり前ですが、鶏がらスープです。あっさりした飲みやすいスープです。そして、ご飯は鶏がらスープで炊いているので、普通のご飯とは違って濃厚です。 |
で、私は「たれをすべてかけてしまう派」です。カオマンガイがますます美味しく見えます。食べてみると、これがいつも旨いのです。毎日食いに来ても良いくらいなんです。 たれは濃い目の味噌ベースで、ショウガ、ニンニクに、青唐辛子と赤唐辛子が入っていますが、たれのすくい方によってそれぞれの成分が変わってしまいます。例えば、唐辛子がたくさん入ってくることもあります。ですから、たれの中身をよく見ながらかけてくださいね。私の場合は、辛いほうが好きなので気になりませんが、苦手な方は少し気をつけましょう。 バンコクにあるピンクのカオマンガイ屋については、こちらを参照してください。 |
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続いて、今度はタイ北部チェンマイにあるカオマンガイ専門店のキアットオーチャーです。 チェンマイはタイ第二の都市。適度に田舎で、適度に都会で、私はそんなチェンマイが好きです。寺院や雑貨を中心に見所いっぱいの街です。そんなチェンマイにあるキアットオーチャーは地元の人に人気の食堂です。 話はそれますが、タイでは、上の写真のように鶏肉が店先にぶら下がっている店がカオマンガイ屋です。 |
出てきました、キアットオーチャーのカオマンガイ。おいしそうですね。スープがセットになっているのは、東京カオマンガイと同じですね。 この店では、たれの中に入れる唐辛子、生姜、ねぎなどの薬味は、お客さんが好みで取れることになっていて、その薬味が右上の丼に入っています。 |
たれは濃い目のたれです。これに唐辛子や生姜を自分なりに加えて食べます。この店に通っているような地元の人にとっては味付けの加減が分かるので良い仕組みなのですが、私のような旅行客にはどの程度入れてベストの組み合わせを作るかは何回か食べないと難しいような気がします。私は心持ち「唐辛子・生姜多め」のたれにしてしまいました。 |
キアットオーチャーのカオマンガイは厚切りで、ジューシーです。口の中にカオマンガイの旨みがフワーッと広がります。これは旨い、本格的に旨いです。ライスの炊き加減も大変良いですし、朝から大感激の朝食です。 東京カオマンガイの鶏肉はここの味に似ているかなと瞬間的に感じました。 |
最後に、ラオス国境の田舎町、チェンコーンのカオマンガイ屋さんです。 私の経験では、チェンマイ、チェンライなど北部タイで食べたカオマンガイで今まで美味しくなかったことはありません。どこで食べたカオマンガイも、一定の水準はキープしており、それなりに美味しいのです。ですから、今回初めて来たチェンコーンでも、カオマンガイが美味しくないはずはないという確信に似たものは持っていました。 そこで、来たのがこのカオマンガイ屋さん。おばさんの愛想がすごく良いのです。 |
チェンコーンのカオマンガイが出てきました。ふっくらしていて芳醇な味の鶏肉です。タレはちょっと辛めですが、私の口には良く合います。ご飯はかなり鶏スープで炊きだした味がして美味しいです。思ったとおり水準の高いカオマンガイです。口の中で鶏肉のうまみが広がります。 こんな風に、タイで食べたカオマンガイの美味しい体験を、日本でも味わいたい。そんな気持ちになった時、東京カオマンガイに行ってみましょう。期待を裏切らない美味しいカオマンガイが待っています。 |
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