このページでは、ご飯類、麺類(クイッティオ)を紹介しています。 次のリンクをクリックするとメニュー別紹介にジャンプします。 B級グルメ 麺類(クイッティオ) 麺類(カオソーイ、トムヤムクンラーメン) パッタイ(焼きそば) 惣菜屋台(タイカレー) カオマンガイ チャーハン タイ料理 サラダ系 スープ系 シーフード系 肉類 |
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モチ米で炊いたカオニャオはイサーン料理に欠かせない |
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前のページ「美味しいタイ料理を写真で紹介」では、サラダ系、スープ系、シーフード系と肉類などに分けて、数々のタイ料理を紹介してきました。このページでは、主食類やいわゆるB級グルメを中心に、タイの食事を紹介していきます。 |
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麺類(クイッティオ、ラーメン) |
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タイのラーメンで一般的なのは、クイッティオと言われる米からできた麺です。クイッティオは麺の太さにより、極細のセンミー、中細のセンレック、極太のセンヤイの三種類あります。上の写真は極細のセンミーです。クイッティオの他に中華麺のバーミーもあります。注文時にはこの4種類から麺の種類を言って、さらにトッピングを選びます。 こうしたタイのラーメンは街のあちこちにある屋台やラーメンショップ、クーポン食堂(フードコート)で食べることができます。 |
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私がクイッティオを食べる際は、上の写真のような屋台を利用することが多いです。特に夜中に小腹がすいてホテルに帰るまでにちょっと腹ごしらえしたいときに利用するのです。それから朝食に食べたくなる時もあります。朝食時は店を建物内に構えているヌードルショップを使うことが多いです。また、おやつ代わりに食べるときは、ショッピングセンター内のクーポン食堂を使うことが多いような気がします。 それでは、タイで食べる麺の紹介をしていきます。 |
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パタヤのロイヤルガーデンプラザにあるクーポン食堂のチキン入りセンミー |
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上の写真のちょっと豪華なクイッティオはパタヤのロイヤルガーデンプラザにあるクーポン食堂で食べたチキン入りセンミーです。普通の屋台やクーポン食堂では30バーツくらいから食べられるクイッティオが、ここでは80バーツもします。さすがに立派な鶏肉が出てきましたね。食べ甲斐のある美味しい鶏肉です。麺は御覧の通りかなり極細ですが、これはセンミーですから当然です。 タイのクイッティオは量的には、おやつにはいいですけど、ランチなどで食べるにはちょっと少なすぎるような気がします。 |
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味付けはかなり薄味です。もともとタイのクイッテイアオは薄味で、調味料を好きなだけ自分でかけて自分好みの味にします。ナムプラー、唐辛子入りの酢、粉末唐辛子と砂糖の調味料 こんな風に、ショッピングの途中で、休憩がてら軽い食事をとる時も、クーポン食堂(フードコート)は使い勝手がいいですね。クーポン食堂ではクイッティオだけでなく様々なB級グルメが揃っていますからおすすめです。 |
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パタヤのロイヤルガーデンプラザにあるクーポン食堂のシーフード入りセンレック |
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上の写真は、同じくパタヤのロイヤルガーデンプラザにあるクーポン食堂で食べたシーフード入りのクイッティオです。胃が疲れている時も、シーフードのセンレックですと胃の負担が軽いです。これは私が食べたのではなく、同行者が食べたものですが、当時同行者は胃が疲れていて全く食欲がないなどと言っていたわけですが、意外にもこのシーフードセンレックは完食していました。鶏肉でも大丈夫だったかもしれませんが、シーフードの方がいくぶんか胃の負担がなさそうに思えます。 |
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パタヤのロイヤルガーデンプラザにあるクーポン食堂のセンヤイ |
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その時私が注文したのは、シーフード入りトムヤム味センヤイです。トムヤム味で食べるなら、やはりシーフードの方が合います。ここロイヤルガーデンプラザのクーポン食堂は、外人向け、観光客向けのクーポン食堂ですから、トムヤムラーメンといっても辛さはあまり強くありません。辛い味付けが苦手な方でもチャレンジできる程度の辛さです。 このページでは上から細い順に、センミー、センレック、センヤイの写真を載せてきました。上三つの写真を見ると、クイッティオの三種類の違いを感じてもらえると思います。ここのクイッティオについては、特に美味しいとか美味しくないとかいうほど差はありません。上で紹介した4種の調味料で味付けして食べますから、味付けの辛い辛くないとか味が濃い薄いとかはあまり関係ないですね。ここロイヤルガーデンプラザのクーポン食堂でクイッテイアオを楽しむ理由は、パタヤビーチの景色が良いこと、それに付け加えれば衛生的だし、いつも混んでいないことが挙げられます。 |
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パタヤのロイヤルガーデンプラザにあるクーポン食堂は眺めが良い |
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ロイヤルガーデンプラザのクーポン食堂、クーポン食堂ですけれども、雰囲気や料理の質から見るとクーポン食堂(フードコート)などと呼ぶのは失礼で、満足度は高いです。まあ、価格もクーポン食堂としては高めの設定ですけど、この眺め、この清潔さを考えれば、観光客、特にファミリーの観光客には強力におすすめできるレストランです。クーポン食堂(フードコート)は3階にあります。入口にいるお姉さんから注文時に使うカードをもらって乳児用します。クーポン食堂(フードコート)内にはいくつもの店がありますが、そこでこのカードを使って注文し、食後にこのクーポン食堂(フードコート)を出る時に一括精算する仕組みです。 このクーポン食堂には、タイ料理、日本料理、中華料理、ベトナム料理、インド料理、アメリカ料理、ロシア料理の店などが入っています。ジュースをはじめとしたドリンク専門の店もあります。 |
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プロンポンの老舗、ルンルアンのクイッティオ |
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バンコクのクイッティオ専門店ということであれば、やはりプロンポンのルンルアンを紹介しないわけにはいきません。老舗のクイッティオ屋さんで、ここの味の安定感はさすがです。10数年前から美味しいと思っていたスープは、今飲んでもやっぱりあっさりしていて、飲みやすく美味しいのです。これが伝統的なタイラーメンの味なのか、それとも伝統的なルンルアンの味なのか分かりません。この日も殆どスープを飲み切ってしまいました。そして、上に載っている具も、特にフィッシュボールは美味しいですね。 |
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チェンマイのクイッティオ屋、ロット・ヌンの店構え |
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さて、クイッティオと言ってもいろいろあって、変わり種として紹介したいのはチェンマイのクイッティオ屋、ロット・ヌンです。チェンマイと言えば、のちほど紹介するようにカレーラーメンのカオソーイで有名ですが、ここロット・ヌンのクイッティオも侮れないのです。 チェンマイの裏通りに面したこのヌードルショップはチェンマイでは老舗と聞いています。上のような年季の入った店構えを見ると、たちまち食べたくなってしまいます。 |
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チェンマイのクイッティオ屋、ロット・ヌンで食べたセンヤイ |
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センヤイが出てきましたが、一見するとセンヤイが見えません。太めの日本そばみたいなのがトッピングで乗せられていまして、そればかり目に入ったからです。よくよく見てみると、その日本そばみたいなトッピングの下に、きしめん状のセンヤイが見えます。 タイにはラーメンの麺が大きく分けて二種類あることは既に書きましたが、このうちクイッティオは米から作られる麺で、ラーメンの本場、香港でも良く食べられていて、特に潮州料理のラーメン屋で出されるのはクイッティオと同じ米の麺(香港では「河粉」と言います。)です。香港で食べる河粉の基本は魚蛋(フィッシュボール、魚のつみれ)と河粉(うどんのような米でできた太麺)の組み合わせです。 |
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アユタヤのチャオプロム市場で食べたチキン入りセンヤイ |
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タイにいる中華系の人はその過半数が潮州関係者であるらしいのですが、タイのラーメン屋でクイッティオが出されるのは、この中華系の人々が潮州出身であるということと無関係ではないと思います。タイで食べるクイッティオは、麺の味は香港の河粉とほぼ同じです。また、つみれなど麺に載せる具も大差ありません。ただ、クイッティオ屋さんのテーブルには必ず置かれている調味料セット、すなわち、ナンプラー、唐辛子、砂糖といった調味料をかけるので、それでタイ風ラーメンに味が変わるのです。 上の写真はアユタヤのチャオプロム市場で食べたチキン入りセンヤイです。タイではどこのクイッティオ屋に行っても同じような風景です。 |
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私のお気に入り、クロントーイの牛肉ラーメン、威春王 |
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タイで食べるクイッティオは同じような味付けの店が多いと考えている人もいるかもしれませんが、決してそうではありません。私行きつけの牛肉ラーメン屋、威春王です。威春王はバンコクの台所、クロントーイ市場の近くにある老舗で、朝からこってりとした牛肉ラーメンを食べさせてくれます。店頭のスープを作る鍋の横には大きな肉の塊があります。 |
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バンコク・クロントーイの威春王で食べた牛肉ラーメン |
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なかなか迫力あるラーメンですよね。私はもう十数年間、この威春王の牛肉ラーメンを食べていますが、味付けは一貫して変わりません。もちろん、クイッティオの調味料四点セットで自分なりの味付けをしていますから、その調味料の使い方で味付けが変わってしまいますが。 見た目ほどには脂っこくないです。私が威春王に来るのはいつも朝で、クロントーイ市場を見学したついでです。そんな朝でも苦にならないほど、すっきりと食べられるラーメンなのです。最近は英語で「beef noodle」なんて看板を出していますが、もちろん私はここ威春王で外人さんが食べている姿を一度も見たことがありません。 |
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カオソーイとトムヤムクンラーメン |
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チェンマイのカオソーイ専門店、ラムドゥアンの店頭 |
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カオソーイは、タイのラーメンのなかでも日本人に人気があるチェンマイの名物料理です。カレースープの中にラーメンが入っているもので、日本人が大好きなカレーとラーメンが一緒になった料理ですから、日本人に人気が出ないはずがありません。タイに行ったら、このカオソーイに挑戦してみましょう。 もちろん、カオソーイはタイの人々からも愛されている料理です。カオソーイの本場はチェンマイです。ですから、カオソーイを食べさせてくれる店はチェンマイ市内に数え切れないくらいあります。なかでも、名店と言われているのは、上の写真のラムドゥアンという市街から少し離れたところにある食堂です。市内からだとわざわざトゥクトゥクなどに乗っていかないと行けない場所なのです。今回は、気合を入れてトゥクトゥクで来ました。運ちゃんは店の名前を言ったら、場所は分かるよと言うことでした。 上の写真のとおり、意外に小さな店です。知らなければ通り過ぎてしまいそうな食堂が、ラムドゥアンでした。 |
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カオソーイのセット |
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ラムドゥアンのカオソーイは、鶏肉入りと牛肉入りの二種類です。待つこと、7〜8分でカオソーイ・ガイが出てきました。トッピングみたいに焼きそばが載せられていますが、ここラムドゥアンの焼きそばは意外に少ないです。。 カオソーイですから、例によってセットとして、左下の皿には赤たまねぎとライムが載せられています。右の皿 |
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鶏肉入りカオソーイ |
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ライムを搾り、赤たまねぎと漬物を乗せて、さあ、カオソーイを食べ始めます。濃厚なカレースープですけれども、ココナッツミルクベースですので辛さと甘さが同居したような味で、ライムを搾ったりもしていますので爽やかさも感じさせます。確かに、ラムドゥアンのカオソーイは美味しいです。 麺は太麺の平打ちで、スープによく絡みます。麺自体も美味しいですね。そして、鶏肉ですけれども、写真のような肉が二つ入っています。鶏肉もやわらかくておいしいです。 しかし、これ一杯だと量的に満足しませんね。ということで、続いて牛肉入りカオソーイに挑戦です。 |
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牛肉入りカオソーイ |
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今度は牛肉入りカオソーイです。鶏肉入りカオソーイに比べると、スープの色がいくらか黒っぽいかなあという感じです。牛肉のだしが出ているからなのでしょうか どちらかを食べるということであれば、私なら鶏肉入りを選びます。それは、牛肉入りカオソーイの方は濃厚なカレースープと牛肉の重い味付けとが相俟って、少し脂っこいカオソーイになってしまうからです。ただ、この脂っこさというのは人の好き嫌いにもよりますし、その日の体調も影響します。ですから、そのあたりも考えて、選択してください。爽やかさ、味の軽やかさなら鶏肉入りカオソーイ、こってりした濃厚なものを期待するなら牛肉入りカオソーイということになります。 カオソーイはバンコクでももちろん食べられます。カオソーイの専門店もありますが数は少ないですから、クーポン食堂(フードコート)でカオソーイを探した方が簡単だと思います。 |
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バンコクにある伝説の店ピーオーの店構え |
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カオソーイと並んで日本人に人気のあるラーメンはトムヤムクンラーメンです。トムヤムクンラーメンと言えば、ぜひ行きたいのはバンコクにある伝説の店ピーオーです。 ここラーン・ピーオーは2007年に開業し、その美味しさに加えて、女性店主の魅力も手伝って、バンコクの街角のラーメン屋があっという間に1日100kg(およそ1500匹)を超えるエビを消費する大人気店になりました。でも、店構えは上の写真のとおりまだ昔のままで、ここが世界中にファンを持つトムヤムクンラーメンの大人気店などと誰が思うでしょうか。 |
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バンコクにある伝説の店ピーオーのトムヤムクンラーメン |
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エビ入りと言っても、上の写真のとおり、ほどほどサイズのエビが一尾乗っているだけです。でも文句言うまい、です。所詮は日本円170円なのですから。 スープには辛味もしっかりあって、トムヤムスープならではの酸っぱくて辛い美味しいスープです。普通のトムヤムクンスープに比べると多少は薄めでしょうか。このスープだけでも十分に価値あります。 麺はバーミー(中華麺)を選択しました。トムヤムクンラーメンにはセンレックよりもバーミー(中華麺)の方が合うと思ったからです。バーミーは細麺です。麺はタイで食べる普通の味です。 正直言って、期待以上の美味しさです。わずか50バーツという街角ラーメン屋の価格なのです。これだけ完成度の高いトムヤムクンラーメンが食べられるとは思ってもいませんでした。これは行く価値あります。 |
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ピーオーのロブスター入りトムヤムクンラーメン |
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上の写真は同じくピーオーで人気のロブスター入りトムヤムクンラーメンです。(写真はこちらのページから拝借しています。)確かに豪華で美味しそうです。しかし、どうせロブスターを食べるならラーメンに入れて食べるよりもっと美味しい食べ方はいろいろあるではないですか? 因みに、ロブスター入りは中サイズで1,200バーツもします。(約4,000円、この日は小サイズ900バーツが売り切れていました。)170円の海老入りと4,000円のロブスター入り、あなたならどちらを選びますか? |
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パッタイ(タイ焼きそば) |
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とあるクーポン食堂(フードコート)で食べたパッタイ |
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タイの焼きそばの話を少ししましょう。タイの焼きそばはパッタイと呼ばれています。他のタイ料理と違って味付けが甘いのが特徴です。ですから、私の家族のように辛い料理を苦手としている日本人にはたいへん好まれる料理です。一方、タイに来たら「辛いと美味いは同義語だ」などと言っている私にはちょっと物足りなく感じてしまう料理ではあります。 |
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チェンマイのナイトバザール(アヌサーン市場)で食べたパッタイ |
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パッタイが運ばれて来たら、上の写真のように良くかき混ぜて食べます。もちろん、上で紹介した調味料四点セットで自分なりの味付けを加えた方が良いと思います。私は唐辛子を主体に味付けます。上の写真はチェンマイのナイトバザールに隣接しているアヌサーン市場の屋台で食べたものですが、うーん、味はそれなりでした。あまり混んでいなくてすぐに食べられそうだから入ってしまった屋台です。やっぱり、こういうB級グルメはタイ人が多く集まるような人気のある店で食べるべきでしょうね。 |
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パタヤ・ナクルアのSPA CAFEで食べたパッタイ |
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実はパッタイを食べるときにはほとんど期待していない私です。上の写真はパタヤ・ナクルアにあるSPA CAFEというカフェで食べたパッタイです。結論から言うと、このパッタイで、初めて美味しいパッタイに出会ったという印象です。 このナクルアのエリアはロシア人が多く住んでいて、このSPA CAFEも客層はロシア人とハイカラなタイ人が半々というカフェです。しかも、イタリアン・カフェを標榜しているカフェです。 上で書いたようにパッタイについては好んで食べる方ではありませんし、所詮はロシア人向けのイタリアンカフェのパッタイです。期待する方が無理です。私の心の中には、スパゲティは良く作るだろうからパッタイもスパゲティ風に出てくるのではなどとという自虐的な期待しかなかったというのが正直なところです。 でも、出てきた料理を見ると、普通のパッタイです。屋台で食べるよりエビが大きいなあという印象です。豪華なパッタイです。 |
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パタヤ・ナクルアのSPA CAFEで食べたパッタイ |
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これが食べてみると、想定をはるかに超えて、これまで何十食と食べてきたいかなるパッタイよりも美味しいのです。マナオを絞りよく味を混ぜると甘さは残るもののスムーズに食べられる味です。油が良いせいでしょうか。屋台なとで食べるパッタイよりずっと食べやすいのです。美味い!美味しい!麺はしっかりパッタイ用の麺を使っています。当たり前とは言え、ひょっとしてスパゲティの麺を使ってパッタイを作るんじゃないのかなんて疑う気持ちもちょっとあったのです。これは驚きの美味しさです。ロシア人居住地にあるイタリアンカフェでパッタイを食べるという、どう考えても良くない結果になりそうな組み合わせがうそのようです。きっと調理人の腕が良いのでしょう。 |
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惣菜食堂(タイカレー) |
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バンコク・プロンポン駅近くの惣菜屋台 |
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惣菜屋台はバンコクの街角のあちこちで見かけることができます。惣菜屋台と私は呼んでいますが、いわゆるお惣菜屋さんです。ぶっかけご飯などと呼ぶこともあります。何種類かあるおかずの中から食べたいものを指さして、おかずだけ買うもよし、ご飯も買ってぶっかけてもらうもよし、という店です。それが、建物内の店舗にあれば惣菜食堂、路上に店を構えていたら「屋台」をつけて惣菜屋台と呼ぶわけです。 |
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惣菜屋台にはカレー以外のおかずも並んでいます |
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このプロンポン駅の近くにはたくさんの惣菜屋台が店を出します。できれば出勤時間帯にそれらの店をざっと見て、一番人だかりの多い店を選ぶのがコツです。私は一日目に上の写真の惣菜屋台に人が押し寄せているのを見て、ここに決めました。 私の場合、惣菜屋さんでは二品を選ぶのが普通です。一品はカレー、もう一品は別物という組み合わせです。一品でも十分にご飯は食べられるのですが、せっかくのバンコクだからいろいろ食べてみたいのです。惣菜は、カレー以外にもガパオやホーモックプラー(魚のすり身のココナツミルク蒸し)や玉子焼きなどいろいろあります。これだけあると、三品くらい注文したくなってしまいます。 |
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この日の朝食はレッドカレーとホーモックプラー |
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結局この日はレッドカレーとホーモックプラー(魚のすり身のココナツミルク蒸し)を指さししました。ご飯と一緒にパックに入れてもらってホテルで食べます。ここのカレーは美味しいなあ。レッドカレーもいけます。ホーモックプラーも家庭の味という感じでグッドです。ホーモックプラーもご飯がすすむ料理ですから朝からご飯を完食です。食べすぎかな。これに、フルーツ屋台で買ったマンゴーも食べましたから、そこそこ豪華な朝食になったわけです。 |
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パタヤの惣菜食堂、デンダム。私行きつけの店です。 |
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さて、続いてパタヤの惣菜食堂です。私行きつけの食堂、デンダムを紹介します。 パタヤには沢山のレストラン、食堂と屋台があります。どこで食べようかといつも迷ってしまいます。パタヤにはロシア人とか中国人とかが多いし、ヨーロッパの人も少なくありません。彼らのような観光客が行くエリアでは、彼ら向けの味付けをした店が多くなるのはやむを得ないことです。 私の旅の目的の一つは現地のグルメです。そんな目的に照らした時、私が求める食堂は現地の人たちが集まる現地の人向けの味付けの食堂です。そんな食堂がカレーなどの惣菜を選んで食べる食堂、デンダムなのです。 |
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デンダムの看板商品はマッサマンカレー |
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デンダムの看板商品は上の写真のマッサマンカレーです。マッサマンカレーはタイ中部で生まれたカレーで、マッサマンカレーとは「イスラム教のカレー」という意味です。モスリムも食べられるようにチキンを入れるのが一般的です。CNN国際放送局が2011年の「世界で最も美味しい料理50選」の第一位に選んだことで、日本でもファンが増えてきました。他のタイカレーとはスパイスの使い方が異なっていて、他のタイカレーよりスパイシーさは不足しますが、コクが違います。日本人には比較的食べやすいカレーなのではないかと思います。 タイの鶏肉については、私は日本の鶏肉よりも美味しく感じています。「世界で最も美味しい料理」にそんな美味しい鶏肉を使ったマッサマン・チキンが美味しくないはずがありません。リピーターになる味です。 デンダムは惣菜食堂でありながら、綺麗に盛り付けてくれますね。 |
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デンダムで食べたマッサマンカレーとグリーンカレーの二種盛り | |
初めてデンダムに行かれる方のために、最近の私のお気に入りの組み合わせを紹介しましょう。上の写真にあるマッサマンカレーとグリーンカレーのあわせ盛りです。豪華でしょう? この組み合わせ、デンダムの看板商品であるマッサマンカレーとタイらしくスパイシーな味のグリーンカレーの組み合わせですから、タイカレー好きな方は絶対気に入ってもらえます。 このように惣菜食堂は、実際の料理を見て食べたいものを好きなだけ指さして二種盛りでも三種盛りでも注文できます。そんな食いしん坊向けの食堂なのです。 |
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チェンマイの惣菜食堂、アルーン・ライにはチェンマイソーセージも |
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さて、今度はチェンマイの惣菜食堂です。アルーン・ライと言います。カレーが自慢のお店です。店頭には自慢のカレーが並んでいます。これを指差しして注文するのです。ポークのレッドカレーやグリーンカレー、イエローカレーと様々なカレーが並んでいます。 そして、カレーの手前には鶏や魚のから揚げやチェンマイソーセージなどが並んでいます。今回のチェンマイ滞在でソーセージを1回しか食べていなかったので、ここでソーセージも食べてみましょう。 このように、地方に行くとその地方の名物料理が並んでいるのが惣菜食堂の良いところです。惣菜食堂は主として地元の人向けの食堂ですから、地元の人の好きなメニューが並んでいます。ですから、地域の名物料理も惣菜食堂には並んでいることが多いのです。 |
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チェンマイでは、チェンマイソーセージとグリーンカレーを選択 |
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結局この日はチェンマイソーセージとグリーンカレーを選択しましたハーブが効いていて、本格的なチェンマイソーセージです。チェンマイで食べているチェンマイソーセージなのですから、当たり前と言えば当たり前なのでしょう。唐辛子の辛さは少し強めです。私好みの味です。幸せです。惣菜食堂は地元のタイ人向けの食堂ですから、本場の味を味わえるのが当然なのです。 こんな感じで、グリーンカレーとチェンマイソーセージ、それにご飯をつければ立派な定食にります。美味しくて大満足です。でも、せっかくカレーが自慢のアルーン・ライに来たのですから、カレーをもう一種類頼めば良かったなあと後悔しています。 |
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バンコク・スワンナプーム空港のクーポン食堂 |
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惣菜食堂・屋台を紹介してきましたが、クーポン食堂(フードコート)でも惣菜食堂気分を味わえます。上の写真はバンコク・スワンナプーム空港の1階8番出口の脇にあるクーポン食堂です。クーポン食堂ですから、入口脇のカウンターで予めクーポン(食券)を買う必要があります。食券は一人当たり200バーツも買っておけば十分でしょう。残ったクーポンは、帰りにカウンターで精算すれば戻ってきます。 上の写真の通り、このクーポン食堂にはB級グルメの様々な食堂が入っていて、目移りしてしまいます。私がバンコク空港に着いて、最初に立ち寄る場所はいつもこのクーポン食堂なのです。 |
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バンコク・スワンナプーム空港のクーポン食堂にある惣菜屋さん |
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このバンコク・スワンナプーム空港のクーポン食堂のなかには惣菜屋さんもあります。上の写真の通り、カレーをはじめとした様々なおかずが並んでいるのです。ここで食べたい料理をいくつでも指さすだけで注文できます。 バンコク空港に着いた時というのは、タイ料理をあれもこれも食べたいという気持ちでいっぱいですので、こういう惣菜屋さんは助かります。しかも主たる客層はタイ人ですので、味付けは本場の味付けです。一般的に、バンコク・スワンナプーム空港にあるレストランや食堂では、価格はバンコク市内と比べて5割か2倍くらい高めですし、味付けは外国人向けにマイルドです。が、この1階8番出口の脇にあるクーポン食堂は地元向けの味付けです。但し、価格はバンコクのクーポン食堂に比べれば2・3割高いです。まあ、それでもドリンクをつけても普通は一人150バーツもあれば十分です。 |
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バンコク・スワンナプーム空港では、ついつい三種盛りにしてしまう |
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私のようなタイ料理大好き人間からすると、このバンコク・スワンナプーム空港のクーポン食堂は天国みたいな場所です。クイッティオを食べたりカオマンガイを食べたりタイカレーを食べたり、その日の自分の心に浮かんだタイのB級グルメを、タイに到着した瞬間から早速楽しむことができるからです。 ここの惣菜屋さんでは目の前に並ぶおかずを見ていると、あれもこれも目移りしてしまって、いつも三種盛りになってしまいます。三種盛りにするときも上の写真のように素材やカレー種類の異なる料理を選ぶと、変化があって楽しめますよ。 |
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カオマンガイ(チキンライス) |
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ガイトーン・プラトゥーナム、通称、ピンクのカオマンガイ、朝の開店前風景 |
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カオマンガイは鶏肉をご飯に載せた料理で、タイ料理の大衆料理の定番の一つです。カオマンガイを食べさせてくれる店はバンコクには本当に沢山あります。 このホームページで、従業員がピンクの制服を着て、美味しいカオマンガイを食べさせてくれる店がプラトゥーナムの近くにあり、「ピンクのカオマンガイ」として初めて紹介したのが2001年1月ですから、今から15年前です。その後この店は、あの「地球の○き方」などという日本で最も売れているガイドブックにも巻頭で大きく取り上げられるまでになってきていて、日本人にも広く知られる存在になってきています。このお店、「ピンクのカオマンガイ」の名前は「ガイトーン・プラトゥーナム」といいますが、日本ではもう「ピンクのカオマンガイ」という名前が定着してしまいました。 お客さんは地元のタイ人が多いのですが、日本人もよく来ますし、日本にも支店ができたので日本での知名度はますます高くなってきています。また最近は台湾、香港や中国人の姿も多くなり、私はなぜか中国系の人と相席する機会が多い気がします。 |
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見るからにおいしそうなカオマンガイ、ピンクのカオマンガイ |
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ピンクのカオマンガイのカオマンガイが出てきました。写真からもお分かりの通り、ふっくらして柔らかい、そして味の濃いお肉なんです。鶏肉がもう少し多いともっと嬉しいのですけど。 カオマンガイを注文すると、カオマンガイを乗せたご飯、たれ、そしてスープがセットで出てきます。たれをかけて食べる人もいるでしょうし、たれを全部かけて食べる人もいるでしょうし、たれの半分だけかける人もいます。お客さんそれぞれの好みに合わせて食べてもらえるように、たれが小皿に入って出てくるのです。 スープは当たり前ですが、鶏がらスープです。あっさりした飲みやすいスープです。そして、ご飯は鶏がらスープで炊いているので、普通のご飯とは違います。 |
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たれをかけるとますます美味しそう、ピンクのカオマンガイ |
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私は「たれをすべてかけてしまう派」です。カオマンガイがますます美味しく見えます。食べてみると、これがいつも旨いのです。毎日食いに来ても良いくらいなんです。私はもうピンクのカオマンガイで数十回カオマンガイを食べていますけれども、感心してしまうのは味が安定していることなのです。いつ来ても美味しいカオマンガイを食べことができているのです。肉にしても調理法にしても品質が安定していることが何と言っても強みです。 たれは濃い目の味噌ベースで、ショウガ、にんにくに、青唐辛子と赤唐辛子が入っていますが、たれのすくい方によってそれぞれの成分が変わってしまいます。例えば、唐辛子がたくさん入ってくることもあります。ですから、たれの中身をよく見ながらかけてくださいね。私の場合は、辛いほうが好きなので気になりませんが、苦手な方は少し気をつけましょう。 時間をかけてじっくり茹でている感じの柔らかくてすごくジューシーな鶏肉に、たれをかけると濃厚な味になって、もう、私の大好きな味になります。 |
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緑のカオマンガイの店頭 |
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上の写真は「ピンクのカオマンガイ」から20mくらい離れた場所にある「緑のカオマンガイ」。プラトゥーナームの交差点を曲がってすぐにあるのが「緑のカオマンガイ」、そしてその3〜4軒先に「ピンクのカオマンガイ」があるのです。 上の写真は日曜日の10時くらいですが、御覧の通りのガラガラな状況です。実は私以外に一組の家族客がいましたが、彼らはインド系の外国人です。タイ人のお客さんが全くいないのです。 カオマンガイはタイ料理の大衆料理の定番の一つです。そんなカオマンガイですけれども、あちこちで食べてみると、確かに美味しい店、そうでない店は結構はっきりしています。この不人気さからすると、「緑のカオマンガイ」は美味しくないのではないか、そんな不安が心をよぎります。 |
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こちらは緑のカオマンガイ |
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タレをかけたところです。唐辛子が多いのが写真でも分かりますよね。さて、問題の味付けです。 不味いとは言わないものの、「ピンクのカオマンガイ」に比較すると、肉もご飯もふっくら感に不足しています。結果として、鶏肉については味の奥行きが足りない気がします。やはり同様の価格でやろうとすると、「緑のカオマンガイ」は「ピンクのカオマンガイ」に比較して量を捌けませんから、同価格で肉を買おうとすると質の悪いものにならざるを得ないということが背景にあるのか、あるいは単に調理法の問題なのか、もちろん私には分かりません。ただ、この鶏肉が美味しい美味しくないという点では人それぞれに好き好きがあります。私は「ピンクのカオマンガイ」の方が美味しいと思います。 問題はご飯です。ふっくら感がないと書きましたが、固くてどう考えても美味しくないのです。ご飯については人それぞれに好き好きがあったとしても、100人中95人は「ピンクのカオマンガイ」を選ぶと思うのですが。 ということで、食べ進めば進むほど、ただ唐辛子で辛いだけのご飯のように感じてしまって、「緑のカオマンガイ」は私にとってはちょっと残念な味だったということです。ひょっとしたらこの日の出来が悪かっただけかもしれません。しかし、上で書いたように、味が安定している「ピンクのカオマンガイ」に比較すると、やはり差はあるかなと思わざるを得ないのです。 |
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クロントーイ、威春王の隣のカオマンガイ屋、ソンポン | |
クイッティオのパートで、牛肉ラーメンの威春王を紹介しましたが、その隣にあるのが上の写真のカオマンガイ屋、ソンポンです。タイの街を歩くとカオマンガイ屋はすぐに見つかります。写真のように鶏肉を店頭にぶら下げているからです。鶏肉をショーケース越しに見て美味そうだなと思ったらついつい衝動的に入ってしまう、そんな魅力がカオマンガイにはあります。このカオマンガイ屋、ソンポンも、まさにそのように衝動的に入ってしまった食堂です。 |
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クロントーイのカオマンガイ屋、ソンポン |
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ここのカオマンガイは美味しいです。かなり上質です。ピンクのカオマンガイほどではないにせよ、ジューシーでふっくらした肉、鶏の香りのするご飯、そして、ピリ辛のたれ。これは隠れた名店です。特に鶏肉が見た通りの美味しさです。ただ、どうしたのでしょうか、スープがイマイチです。普通にチキンスープにすれば良いと思うのですが、野菜だしのスープです。これが美味しくないし、カオマンガイの味に合わないです。 カオマンガイだけなら◎、スープもセットにすると○という評価です。スープを飲まなければ大満足のカオマンガイです。 こんな風に、バンコクの街を歩いていれば、突然おいしそうなカオマンガイ屋に出くわすかもしれません。ショーケース越しに鶏肉を見て、美味しそうだと思ったら迷わず食べていきましょう。 |
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バンコクのクーポン食堂で食べたカオマンガイ |
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カオマンガイはもちろんクーポン食堂(フードコート)でも食べられます。上の写真はとあるクーポン食堂で食べたカオマンガイですが、上で紹介した三つの専門店と比較すると、見るからに薄っぺらな鶏肉が乗っていてご飯だけが多いことが分かるでしょうか。 これもカオマンガイであることには違いないですが、せっかくのバンコクです。美味しいカオマンガイを食べましょう。 |
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パタヤでのおすすめはサウスパタヤのカオマンガイ屋台 |
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パタヤでも、それこそ数多くの食堂でカオマンガイを食べることができます。でも、カオマンガイもピンからキリまであって、セントラルフェスティバルやロイヤルガーデンプラザのクーポン食堂でも清潔感あふれるカオマンガイを食べることができます。そうしたところのカオマンガイが美味しくないとまでは言いませんが、美味しくはないことは事実です。また、街のあちこちの食堂や屋台でカオマンガイは食べられますが、これらにも当たり外れが大きいのです。 いま私がパタヤのカオマンガイで安心しておすすめできるのは、サウスパタヤ屋台のカオマンガイです。いつ行っても味が安定して美味しいのです。 |
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サウスパタヤのカオマンガイ屋台のカオマンガイは肉も多い |
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この店のカオマンガイの素晴らしさの一つは、安定した味です。と言っても私がパタヤに通うようになったのはこの二年間くらいですから、この屋台で食べたのも10回あるかないかです。とは言え、毎回、美味いなあという同じ感動が得られるというのは 大変なことです。大ぶりのジューシーな鶏肉といっぱいに盛ったパクチー(この日は風が強くて飛んで行ってしまいました。)は、カオマンガイファンの期待を裏切らない味です。 |
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サウスパタヤのカオマンガイ屋台で食べたカオモッガイ |
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この屋台ではカオモッガイも美味しいです。カオモッガイはタイ南部でよく食べられているメニューで、カレーピラフに近い味です。カレー風味はしますけれどもカレー味が強烈に強いわけではなく、あまりスパイシーではありません。カレー風味がチキンの味を引き立てるような感じです。 パラパラした米の炊き方が爽やかな味に通じているような気がします。鶏肉もふっくらしていて美味しいです。大きな鶏肉が6~7切くらい入っています。カレー風味と鶏肉の味がよくマッチしていて美味しい料理に仕上がっています。 タレのナムチムをかけるとスパイシーさが増して私好みの味になります。この屋台ではカオモッガイも美味しいですね。 |
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タイのチャーハン |
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バンコク近郊の漁港の街マハチャイのレストランで食べたカニ炒飯 |
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タイ料理の仕上げにご飯が食べたいという人も少なくないと思います。そうです。そんな時には炒飯です。タイの炒飯でよく食べるのはエビ(クン)、カニ(プー)かチキン(ガイ)入りの炒飯で、これにチャーハンを意味する「カオ・パッ」を前につけて「カオ・パッ・クン」と言えばエビチャーハンになります。 上の写真は、バンコク近くの漁港の街マハチャイのレストランで食べたカニ炒飯です。せっかく港町マハチャイで食べるわけですから、エビかカニで行きたいところです。エビはトムヤムクンで注文済みですので、迷わず蟹チャーハンになりました 炒飯は温かいうちに食べないと美味しさが半減してしまうので、言葉の通じないレストランでは少し後で注文するのが私流です。この日はトムヤムクンが運ばれてきた時に注文しました。蟹の身がたっぷり入った良心的な蟹チャーハンです。さすがは港町マハチャイの蟹チャーハンです。美味しいです。 |
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パタヤの大衆食堂、プラジャンバーンのエビ炒飯(カオ・パッ・クン) |
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上の写真はパタヤの大衆食堂、プラジャンバーンで食べたエビ炒飯です。ブラジャンバーンを大衆食堂と呼ぶのはちょっと失礼で、大衆向けシーフードレストランと呼ぶべきかもしれません。シーフード料理を得意とする食堂で、このエビ炒飯も見た瞬間から実に美味しそうです。食べてみるとこれがまたビジュアルから想像していた以上に美味しいのです。ナンプラーの爽やかな香り、パラパラとしたタイのチャーハンらしいさわやかな食感、そしてふんだんに入れられた新鮮なエビ、‥‥。実に爽やかな味でかなり満腹になった後でも、お腹に優しく入ってしまう本当に美味しい炒飯でした。ブラジャンバーンではエビ炒飯もおすすめです。 |
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ヤワラー(チャイナタウン)、陳再裕(タンジャイユー)のカニ炒飯 |
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そして、上の写真はバンコクのヤワラー(チャイナタウン)の老舗レストランである陳再裕(タンジャイユー)のカニ炒飯です。ヤワラーのグルメといえば、道路に広がる屋台街もありますし、クンパオ(焼きエビ)で有名なT&K シーフードもありますし、フカヒレスープの和盛豊(フアセンホン)もあります。どこも日本ではなかなか同じ価格では楽しめない料理ばかりなので、タイ旅行者としては価値のある店ばかりです。そうした価値あるお店の一つが陳再裕です。 ここの炒飯は玉子がチャーハンに絡めてあって、いかにも中華系チャーハンです。いわゆる揚州炒飯という分類になります。でも、唐辛子入りナムプラーを思いっきりかけて、さらにマナオを絞るとしっかりタイ風チャーハンになります。 |
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陳再裕(タンジャイユー)のカニ炒飯 |
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茶碗に盛り付けると良く分かりますが、この蟹炒飯には蟹の身が沢山入っているのです。これで美味しくないはずがありません。タイの唐辛子入り調味料をしっかりかけてマナオを絞ると、やはりタイの炒飯、カオ・パッ・プーです。やっぱり美味い、大満足の炒飯です。 このチャーハンというメニューは激辛のタイ料理で火事のようになっている口の中をまろやかに中和してくれる作用もあります。激辛料理を食べているときに水を飲むと辛さが増幅されてしまいます。添えられている生野菜を食べて辛さを緩和するのが常とう手段なのですが、チャーハンを食べても同様の効果が得られます。すると、また激辛料理に挑戦したくなるのです。この食べ方は舌には楽なのですが、欠点があります。食い過ぎてしまうことです。タイには美味しいものがあふれているから、太ってしまうのは避けられませんね。 |
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