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広州では夜食も飲茶(点心)、銀灯食府


 広州では夜食も飲茶(点心)、銀灯食府



 他のページでも書いていますように、広州では夜中も飲茶ができます。
 一杯飲むと、日本人、特に関東の人は、ラーメンを食いたくなりますから、関東から北の駅前にはラーメン屋が多いような気がします。逆に、関西はそれほどでもなくて、むしろお好み焼き屋の方が目に付きます。
 では、広州はどうでしょう? この日の広州の夜(海珠広場近くに泊まっていました)は、ラーメン屋もなければ、もちろん、お好み焼き屋もありません。あるのは、この飲茶屋だけでした。
 海珠広場の脇に立つ広州賓館の中にある中華レストラン、銀灯食府は気軽に入れるレストランで、地元の人で結構混んでいる人気店のようです。実際にWEBで現地での評判を調べてみると、この銀灯食府は評価がかなり高いレストランでした。
 夜中、腹が減った私は、ラーメン代わりにこの店で飲茶です。テーブルにはオーダーシートが置いてあります。


 まず定番の蟹焼売です。
 日本の焼売に比べると、いや、比べられないくらい、この店の方が旨いです。
 でも、同じ広州の蓮香楼に比べると、ちょっと落ちますね。具体的には、ひとつは、味付けです。蓮香論の方が繊細というか、重たくないというか、さっぱりしているのかな。二つ目は、見た目です。焼売が四つくっついて出てくるのでは興醒めです。


 クラゲとからし菜の蒸し餃子です。これ、さっぱりしていて、おいしいです。餃子の皮も薄くて美味しいし、満足です。見た目も綺麗で、食欲をそそりますね。


 今日のメインディッシュのつもりで注文したのが、この料理。マンゴーのサクサク揚げ入りサラダです。が、来てみたら殆ど野菜サラダ、それも大盛りでした。
 これ、一番高い「頂点」だったのに、がっかり。頂点ですから、まさか殆ど野菜だけとは思いもつきませんでした。でも、ここの頂点は15元ですから、大盛りサラダが日本円で200円だと思えば安いものです。と自らを慰めながら、一番上の写真にあるメニューを見ながら、もう一品探すことにします。


 そこで注文したのが、「エビと果物のサクサク揚げ」です。マヨネーズをつけて食べます。少し脂っこいですが、まずまず合格です。大きな野菜サラダ(?)もありますので、少し脂っこくても問題ないですね。
夜中に、こんな風に点心をつまみながら、お茶を飲むのも悪くないですね。この店、夜中の12時を回っているのに、まだまだ、沢山のお客さんが残っています。日本人の、夜中にラーメンを食う習慣よりも体には良さそうです。というのも、飲茶だとどうしてもお茶をたくさん飲むようになるので、油が分解されるからです。
 明日も爽快な目覚めが期待できそうです。




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