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アジア写真帳(アンコールワット)             アンコール遺跡の観光とグルメを紹介しています。 

         シェムリアップのラーメン屋、リーリー

 リーリー(Lyly)は、シェムリアップにある美味しいラーメン屋です。中華麺もあればクイッティウ(米の麺)もあります。日本人の口に合う料理なのでシェムリアップでの朝食に最適の食堂です。特にビーフシチューヌードルは感激する美味しさです。

シェムリアップでの朝食はリーリーで決まり


 シェムリアップはアンコルワット観光の基地です。欧米人も多い観光地ですから、食事の選択の幅はかなり広いのですが、残念ながら地元の料理、クメール料理がどうしても私の口に合いません。タイ料理、ベトナム料理、そして中華料理も、アジアの旅先で口に合わなかった料理は少ない私でも、このクメール料理はどうしても苦手なのです。
 と言って、旅先でホテルの朝食を食べるのはどうも性に合いません。そんな時、シェムリアップのメインストリートであるシヴォタ通りで、ラッキースーパーの隣に見つけたのがLy Lyレストラン、ラーメン屋のリーリーです。
 私の結論としては、シェムリアップでの朝食はリーリーで決まり、です。

 

 朝は6時にはすでにオープンしている食堂です。中は広く、清潔感があります。この日リーリーに入ったのは朝の6時50分、お客さんはまだ少ないです。

 
 場所はシェムリアップのメインストリートであるシヴォタ通りで、ラッキースーパーの隣です。場所はすごく分かりやすいと思います。


 お店の中では簡単な英語は通じます。メニューも、上の写真の通り、英語表記があります。因みに写真のメニューは朝食用と明記されています。その他の時間はもっとメニューが多いのだと思います。
 メニューの解読方法ですが、まず麺の種類ではホワイトヌードルとイエローヌードルがあります。ホワイトがカンボジアの米の麺であるクイッティウ、イエローヌードルが中華麺です。そして、トッピングとして、鶏、豚、牛と続いて、その後にビーフシチュー、そして野菜やミートボールなどもあります。
 あらかじめネット上の評判を見ていましたので、ネット上での人気商品、ビーフシチューを中華麺で注文することにしました。

 


リーリーでのおすすめはビーフシチュー・イエローヌードル


 待つこと5分、出てきました。ビーフシチュー入り中華麺。見た目はなかなか美味しそうです。牛肉は細切れみたいな肉ですけど、よく煮込まれている感じです。レタスが良いアクセントになっています。


 麺が見えないので、麺を引っ張り出しました。平麺ですね。
 スープを飲んでみると、当たり前ですがビーフシチューの味です。よく煮込まれたビーフシチューの美味しいスープで、食べやすいです。牛肉は柔らかくて味もなかなかです。そして中華麺も、予想に反して本格的です。香港在住3年の中華料理にうるさい私でも美味しく食べられる麺なのです。
 これは美味い!
 朝からビーフシチューを食べるなんて胃にもたれるのではなどと心配される方もいるかもしれません。でも、そんな脂っこいビーフシチューではないのです。

 食べ終わり、腹八文目くらいになってはいましたけれども、あまりにも美味しいので、もう一杯注文することにしました。今度はホワイトヌードル、カンボジアのクイッティウです。

 
 ミートボール入りのクイッティウです。見た目にさっぱりしたラーメンです。透明感のあるスープはベトナムのフォーを思い起こさせます。


 クイッティウを引っ張り出してみました。かなりの細麺です。麺の腰が少なく、ベトナムで言えばフォーではなくフーティウを思い起こさせます。タイで言えばセンレックとカノムチーンを足して二で割ったような食感です。美味しいです。ただ、ミートボールが少し固いですね。

 クイッティウの方も及第ではありますが、ビーフシチューの中華麺があまりにも美味すぎて強烈な印象だったため、ちょっと印象が薄いです。実は、このリーリーに初めて入ったのはシェムリアップを出発する日の朝でした。もっと早く来ていればという後悔の念に襲われます。次回のシェムリアップ訪問、アンコールワット再訪の時には、このリーリーで毎日の朝食をいただき、さらに詳しい報告をしたいと思います。

 


 リーリーでランチ

 
 リーリーのビーフシチューヌードルは、初めて食べて以来、すっかり私の朝食の定番です。しかし、今回の旅行では一緒に来た友人がホテルの朝食を気に入ってしまい、朝食時に来れずじまいになりそうです。私としてはホテルの朝食など食べたくもなくて、ビーフシチューヌードルを食べたいのです。しかも私のシェムリアップの定宿はリーリーのすぐ近くなのです。
 しかし、私の友人がホテルでの朝食を毎日心待ちにしているのを見ると、止むを得ません。朝食時はあきらめてランチタイムに来ることにしたのです。ランチタイムと言ってももう午後2時を回っていましたので、食堂のスタッフがお昼ご飯を食べていて、本当のお客さんはほとんどいません。

シェムリアップのラーメン(ビーフヌードル)
 
 テーブルに着いてメニューをもらうと今までのメニューと違います。一枚ものではなく沢山のメニューがあるのです。この時になって気づいたのですが、ビーフシチューヌードルは朝の限定メニューなんですね。ビーフシチューはこってりしているから、むしろ朝には食べられないメニューであっても、昼や夜にはメニューに入るべき性格だという気が私にはするのですが、カンボジアでは違うのですね。スタッフが申し訳なさそうにビーフヌードルは朝だけなんですと言うのを見ると、仕方がないので、でもニコッと笑って、ビーフヌードルをもらいました。
 確かに麺がどんぶりに入って出てくると、ビーフシチューヌードルではないですね。ビーフヌードルです。レタスの飾りつけもありません。ちょっと寂しいですね。
シェムリアップのラーメン屋、リーリー
 
 マナオを絞り、タレをすべてかけて、さあ、食べ始めます。麺は例によって中華麺を選択しました。ビーフシチューヌードルに入っている肉も薄切り牛肉でしたから肉に違いはないようです。麺も平麺で同じです。スープが違うだけです。でも、この違い大きいですね。
 誤解されては困ります。美味しくないのではありません。ビーフシチューヌードルがすごく美味しいので、それに比較すると美味しさのレベルが落ちるということなのです。シェムリアップのレストランや食堂のレベルはお世辞にもあまり高いとは言えません。そうしたなかにあって、リーリーの美味しさは際立っているのです。ただ、どうせリーリーで食べるなら、朝食時の方がおすすめですよという意味なのです。
空心菜炒め(シェムリアップ)
 
 ランチメニューには一品料理もいろいろありましたが、この日選択したのは空心菜炒め。中華料理では牡蠣油で、タイ料理ではナンプラーと唐辛子で味付けされていますが、カンボジアではその中間のような味です。辛くはないが少しは辛い。まろやかさがない。うーん、美味しくないとは言わないまでも中途半端な味です。多少の英語は通じる店ですから、味付けについて注文を出せばよかったなと反省しています。

ドリアンシェイク
 
 ドリンクはドリアンシェイクにしました。食堂としては十分に美味しい味です。シェムリアップは暑くて汗をかきますから水はたくさん飲んでいますが、こういう甘いものは飲みやすくて水分補給にぴったりです。
 午前中はハードなスケジュールでアンコール遺跡を回りましたから、ここで一息ついて十分に水分補給しましょう。午後も遺跡巡りで汗をたくさんかきますからね。

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