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アジア写真帳(アンコールワット)             アンコール遺跡の観光とグルメを紹介しています。 

         プンタナン−アジア写真帳(アンコールワット

 シェムリアップの近くにはプンタナンという奇石で埋まった山があります。どのようにしてできたのか全く不明ですが、奇石で埋まる風景と山から見るカンボジアの豊かな光景に目を奪われます。日本では殆ど紹介されたことのないプンタナンを写真で紹介します。

シェムリアップの観光スポット

カンボジアのプンタナン

 プンタナンはバンテアイスレイの北西約40qの位置にある山です。バンテアイスレイから先の道はあまり整備されていないので、トゥクトゥクだと1時間半くらいかかってしまいます。
 ということで、シェムリアップからだと3時間弱かかってしまいますが、それだけの時間をかけても行って良かったという感想を持てる場所です。ただ、アンコール遺跡に2回くらいしか来ていない方は、まだまだアンコールワットをはじめとしたアンコール遺跡で発見できるものが多いでしょうから、アンコール遺跡観光を優先した方が良いでしょう。
 まず、プンタナンの風景をご覧いただきながら、私がプンタナンに辿り着くまでのプロセスを紹介したいと思います。

カンボジアのプンタナン

 プンタナンは写真でご覧の通り、奇岩が山一帯を覆っています。こうした奇岩は多くは水などの浸食により形作られるのですが、このカンボジアの山の上で、何故ここだけにこうした岩があるのか、全く想像がつきません。近くに川があるわけでもなく、もちろん海に近いはずも近かったはずもありません。空から降ってきたのでしょうか。

カンボジアのプンタナン

 プンタナンは地図にもほとんど載っていないし、ガイドブックにも一切の記載はありません。プンタナンのこの不思議な景色について解説している日本語、英語の資料は今のところ見つかっていません。まさに謎のエリアなのです。

カンボジアのプンタナン(シェムリアップ)

 私は何故このプンタナンを知ったのかというと、たまたま友人のカンボジア人がここプンタナンでドローンを飛ばしていて、そのドローン映像を見てプンタナンの素晴らしさを知った経緯にあります。彼からプンタナンという名前を教えてもらい、どうやら英語ではpuengtannanと書くところまでは何とか辿り着きました。

カンボジアのプンタナン(シェムリアップ)

 ところがそのプンタナンという名前をトゥクトゥクのおっさんや兄ちゃんに言っても、発音が違うので通じません。英語を書いても写真を見せても分かりません。ようやく4人目のトゥクトゥクのお兄ちゃんが「ひょっとしてプンタナン(発音が違うのです)ではないか、場所的にはバンテアイスレイの北西でしょう? あそこは遠いよ。道が悪いよ」と反応してくれました。実は彼はプンタナンに行く途中の村の出身で、たまたま知っていたのです。
 というわけで、行くのも難しい場所、それがプンタナンです。したがって、アンコール遺跡に何度も来ている方でないと、ちょっとおすすめできないのです。また、ある程度の土地勘やトゥクトゥクとのコミュニケーションができない方は、旅行社に頼んでタクシーをチャーターでもしないと行けない場所なのです。



プンタナンからの眺望

カンボジアのプンタナン(シェムリアップ)

 プンタナンの山は森に覆われていて山頂の一部だけ木がありません。山の下から見ると、岩はほとんど見えず、何の変哲もない森に覆われた山にしか見えません。麓から山を登る道も森の中を抜けるルートなので、まさか頂上にこのような奇形が広がっているとは想像もできないのです。
 その樹々に覆われていないエリアの一部から、カンボジアの平原を見ることができます。岩の上に上ってカンボジアの豊かな自然を見てみましょう。

カンボジアのプンタナン(シェムリアップ)

 こちらの方向には少し山が見えます。真北ではないですが、北側を向いた方向になります。現在のプンタナンは殆ど観光客がいません。私は昼頃の二時間弱プンタナンにいましたが、結局私以外の観光客は誰もいませんでした。トゥクトゥクのお兄ちゃんも麓で待っていましたから、プンタナンの大自然を独り占めしていたわけです。
 ですから、どの岩によじ登ることも可能でしたが、よじ登っても写真を撮ってくれる人もいません。まあとにかく、こんな素晴らしい大自然を独り占めできるなんて夢みたいな話です。

カンボジアのプンタナン(シェムリアップ)

 写真には取りませんでしたが、カンボジアではこのプンタナンの麓にゲストハウスを建てる計画があって、既に日帰り用の施設(と言っても売店とトイレくらい)はできています。今後、観光地として整備されていくとともに観光客が多少は増えることも予想されます。

カンボジアのプンタナン(シェムリアップ)

 誰もいないはずなのにふと人がいるように感じさせたのが上の写真の岩。人の横顔に見えなくもないですね。ギョッとしました。


 プンタナンは時期を選べば可愛らしい花が咲き乱れる場所もなります。私が行った3月は花という意味では寂しい時期で、上の写真の花が少しあっただけで彩りにかけていました。おそらく雨季の時期であれば、もっとカラフルで美しいプンタナンだったはずです。



トゥクトゥクまたは旅行社の車でプンタナンへ


 上の写真の土の部分が花で埋まる部分です。そこに色とりどりの花が咲き誇る姿を想像してみてください。
 さて、プンタナンへの行き方です。
 上の方でも書いた通り、シェムリアップからトゥクトゥクで片道で3時間くらいは見ておいた方が良いです。一般車なら2時間くらいで行けるかも知れません。途中の道路が穴だらけで、トゥクトゥクは穴を避けるためにかなりスピードを落とす必要があります。また、狭い道なのですが、トゥクトゥクの車幅だとよけられないほど大きな穴がたくさんあって、そのたびに徐行運転になってしまうのです。

カンボジアのプンタナン(シェムリアップ)

 ステップとしては、プンタナンが分かるトゥクトゥクドライバーを探すこと、あるいは旅行社に依頼すること。トゥクトゥクなら安いですが、旅行社ならかなり価格は吹っ掛けられると思います。
 トゥクトゥクの場合、往復6時間くらいはかかるので1日開ける必要があります。途中にバンテアイ・スレイなどを入れた方が、でこぼこ道の乗りっぱなしよりは疲れないでしょう。また、バンテアイ・スレイとプンタナン間は特に観光資源はありません。トイレなどもありませんから、その点も注意しましょう。



 アンコール観光とシェムリアップのグルメ情報がいっぱい


アジア写真帳(アンコールワット)


アンコールワット

アンコールワット概要
西参道から聖池まで
第一回廊
十字回廊と第二回廊
デバター
中央祠堂と第三回廊
アンコールワットのサンライズ

バイヨン寺院    

 バイヨンの概要
 バイヨンの威容と第一回廊
 バイヨンの観世音菩薩四面塔

アンコールトム

 象のテラス
 空中参道のあるバプーオン
 王宮とピミアナカス
 南大門

バンテアイ・スレイ


タ・プローム


ベンメリア遺跡


 ベンメリア遺跡の概要
 参道を通り南門へ
 南門からの風景
 回廊の風景
 天空の城ラピュタ
 ベンメリア遺跡への行き方

プリア・カン


その他のアンコール遺跡


 タ・ネイ
 バンテアイ・サムレ
 トマノン
 チャウ・サイ・テボーダ
 プレ・ループ
 タ・ソム

シェムリアップとその周辺


 トンレサップ湖
 プンタナン(奇岩で埋まる神秘の山)
 バンコクへの直通バス
 オールドマーケット(観光客向け)
 プサールーマーケット(地元向け)
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 シェムリアップの街角
 カンボジアの村の子供たち

シェムリアップのグルメ

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 静かでお洒落な店、ジョムナン
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 メキシコ料理のVIVA

カンボジアらしい食事

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その他

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私の好きなコーヒーショップ

    

SIMカードケース

粘着式ですから大切な
SIMカードを落としません。
私も使っています。