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アジア写真帳(アンコールワット)             アンコール遺跡の観光とグルメを紹介しています。 

         シェムリアップのファーザーズ・レストラン

 ファーザーズ・レストランは、シェムリアップにあるクメール料理・中華料理レストランです。オールドマーケットの近くにあります。トリップアドバイザーでは評価の高いレストランですが、味はどうでしょうか。
ファーザーズ・レストランは閉店しました。何を食べてもすごく不味かったものね。トリップアドバイザーの評価というのは全くあてにならないということは知っておくと良いでしょう。

オールドマーケットの美味しくない食堂


 私にとってアジアへの旅行の楽しみの一つは、現地での美味しい料理との出会いにあります。ですから、朝食といえども、ホテルでありきたりの朝食を食べるよりも、街に出て庶民的な現地料理と出会うことを楽しみにしています。
 シェムリアップには前日の夜に入りましたので、初めての食事がこの朝食です。オールドマーケットの裏手を歩くと、美味しそうなお粥屋さんもありましたが、そこはパスして、クメールレストラン&バーというそれらしい名前を付けた食堂に入ることにしました。
 清潔そうですし、天井にトンボもあって、雰囲気が良かったからです。
(この店はファーザーズ・レストランではありません。ファーザーズ・レストランはもう少し下の方で出てきます。)

 
 
 注文したのは中華風焼きそばです。こんな朝の時間から焼きそばを食べようとしたことがいけなかったのでしょうか。
 見た目には麺も中華風ではありませんし、麺の上に目玉焼きが乗っているなんて全然中華風ではありません。でも、「そうそう、ここはクメールレストランだからね。それに調味料もクメール料理だよね」と気を取り直して食べてみると、使い古した油の味が料理全体に広がっています。とても、食べられる代物ではありません。


 そして、クメール風スパイシーサラダです。これも全く食べられません。辛くて食べられないのではなく、全くスパイシーでないうえに、ドレッシングが脂臭くて私の体が受け付けられないのです。
 ここまで口に合わない料理を出されると、それぞれ一口か二口だけ手を付けただけで、退散せざるを得ません。いずれにしても、どこかで口直しが必要です。ほとんど食べられなかったから、お腹も空腹のままですから。

 
 
 そこで見つけたのは、オールドマーケットの隣のブロックにあるパン屋さん。少しですけど、テーブルもあります。ここでパンを買って食べることにしたのです。ここのパンは美味しいです、というほどでは決してありませんが、日本でもありうる普通の美味しくないパンよりはちょっとマシな味です。でも、十分に空腹は満たされたし、とりあえず口の中のまずい食感がなくなったので満足だったのです。

 話が脱線していましたが、このページで紹介するファーザーズ・レストランは、実はこのパン屋さんの向かいにあるレストランです。「トリップ・アドバイザー」でも評判が良く、一度はここで食べようと思って目をつけていたレストランです。
 朝飯が美味しくなかったことは忘れて、今日の夕食はここファーザーズ・レストランにしようと決めたのは朝のことでした。
 
 


 ファーザーズ・レストラン(閉店しました)


 さて、こちらはファーザース・レストランです。この日の朝、パン屋さんのテーブル席から窓越しに撮った写真です。ご覧のとおり間口が狭く、奥行もさしてありません。小さな店です。昼食時から夜遅くまで営業しているようです。


 夕方8時ごろに行って、まずはアンコール・ビールです。昼間、アンコール遺跡めぐりで疲れた身体に、美味しいアンコールビールが染み渡ります。お店の店員が親しげに英語で話しかけてきてくれるので、一人で飲んでいても退屈しません。

 
 まず注文したのは春巻です。何故ならば、お店の看板(一つ上の写真に載っています。)を見ると、あたかも自慢料理のように出ているからです。それに「トリップ・アドバイザー」でも春巻が美味しいという書き込みが多く見られていたからです。三本という小さいロットで注文できるというのは、一人旅の私には嬉しいですね。
 で、味は如何だったかというと、とんでもなくまずいのです。揚げ春巻は当たり前ですが油で揚げた料理です。この油がすえた臭いのする油なのです。物が腐ったような臭いであり、酸っぱい臭いなのです。朝食の焼きそばの臭いよりはましなのですが、大差ありません。
 それでも、頑張って一本は食べました。


 このファーザーズ・レストランというのは、中華料理系のレストランです。したがって、野菜というと野菜炒め系がよろしかろうということで、空心菜炒めを注文しました。隣国タイの
パックブーン・ファイデーン(空心菜炒め)みたいだったらもっと嬉しいなと心を躍らせながらの注文でした。
 出てきた空心菜炒めは、唐辛子が見えるところはパックブーン・ファイデーンらしさがありますが、全体的にベチャッと水気が多く炒められています。食べてみると、例のすえた油の臭いが広がり、朝の不愉快な気分が呼び覚まされます。朝の料理で使われていた油よりは多少良かったと見えて、2割程度は食べることができました。でも、気持ち悪くなりました。

 
 そして、チャーハンです。
 もう、説明の必要はないでしょう。油で炒める料理はすべて、例のすえた油で炒められますので、同じ味です。ご飯ももっと水分を飛ばしてもらいたいのですが、ベッチョリです。火力が弱いのでしょうか。このチャーハンは、ほんの少しだけいただき、退散することにしました。
 隣で雑談していたこの店の女の子は帰る私を見て「随分と小食なんですね」などと声をかけてきます。「実は今日の昼食を食べすぎちゃってね」なんて答えます。この店のウェイトレスたちは皆フレンドリーなので応援したい気持ちになります。でも、料理が良くないのです。

 ファーザーズ・レストラン、ここは「トリップ・アドバイザー」の書き込みなどを見ると評判が高いのですが、私としては絶対にお勧めできません。この近くにクメール・キッチンというレストランがありますので、そちらですとすえた油の臭いはしないようです。

 アンコール観光とシェムリアップのグルメ情報がいっぱい


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